少女がなぜ戦うか | 泡沫夢幻

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人生は儚い。

 

 

 

さて、

 

今回はいつものゆるゆるした感じを変えて

 

まじめにお話ししようか。

 

約一か月でお仕事を辞めた私だけど、

 

率直に言えば

 

国も行政も偉い人も誰ひとりとして守っちゃくれない。

 

むしろ、

 

辞めたお前が悪いと遠まわしに伝えてくる。

 

パワハラを受けたくらいで簡単に辞めてしまうお前が悪い、と

 

例えそう思ってなかったとしても

 

私はそう受け取ったくらいにはそう伝えてくる。

 

お前だけそう受け取ってるんじゃないのかと

 

意見してくる人もいると思うけど

 

考えてもみて欲しい

 

「そういった受け止め方もされる言い方をしてもいいのか」

 

少なくとも、私はそういった受け止め方をした。

 

だからこうして発信している。

 

 

 

ここ最近で一番カチンときたのは

 

離職票を発行する手続きのこと。

 

私は、パワハラを受けて心身ともにおかしくなって

 

精神科の先生の判断で休職することになった。

 

診断書を会社に提出した際、

 

「一旦ここで終わらせよう。」

 

と言われ、その場で退職届けを書かされた。

 

ここまでは私も、いつ復帰するかもわからないんじゃ

 

会社としては仕方ないんだろう。と無理矢理納得した。

 

そして、離職票を発行するための書類に書かれていたことは

 

「本人の都合により退職」

 

というニュアンスで書かれていた。

 

これに怒ったのはお父さん。

 

新人に任せる量じゃない仕事を与え、

 

出来ないことを責めたて、

 

挙句の果てには

 

教えてもいないことを「どうして出来ないの?」と責め、

 

教えて欲しい・どうすればいいのかと聞いたことを

 

「まぁ、今はいいや。」と勝手に自己完結して

 

次に同じミスをすると「なぜ出来ないのか。」と問うてくる。

 

ほんの一部だけれど、

 

これを毎日繰り返されたらたまったもんじゃない。

 

どれだけ頑張っても、その人の気分で責め立てられる。

 

そのせいで私自身が半壊して

 

毎日吐き、体のどこかが痛み、勝手に涙が出て、

 

ご飯の味もわからなくなり、

 

爪を立てて我慢することに抵抗がなくなり、

 

その痛みがわからなくなって不安になってカッターで切ってみたり、

 

浅い眠りでロクに寝ないまま

 

毎日2時間近くかけて職場に行き始業の最低30分以上前から

 

仕事をして残業をして家に帰ってへとへとなのに

 

やっぱり吐き気とかで浅い眠りしかとれずによく日をむかえる。

 

話がそれたけど、

 

お父さんは人の心身を半壊させるまでしといて、

 

よく自己都合で片付けたな。と。

 

確かによくよく考えればそうなんだよね。

 

私的にはもう会社と関わりたくないから

 

このまま終わらせようかな。って思ったけど、

 

納得できないまま終わるのは嫌だなって思って

 

訂正してもらうことにした。

 

 

 

そして、

 

まず聞きに行ったのは、ハローワーク。

 

一番初めに担当してくれた人は

 

すごく親身になって話を聞いてくれた。

 

自分より詳しい人の所へと通してくれた。

 

その詳しいという人、その人対応に幻滅した。

 

働いて一か月という短い期間だと内容がどうであれ

 

後々働くことに影響は全くないらしい。

 

遠まわしに言われたことを私なりに解釈して

 

率直に書くと、

 

「そんな細かいことを気にする必要があるのか。」

 

そう言われた。

 

最後はもうほとんど投げやりに

 

「こちら(ハローワーク)は離職票を発行するだけだから

 

そういったことは勝手にやってくれ。」

 

と受け止められるようなことを言われた。

 

元の場所に戻り、たまたま最初に担当してくれた人に

 

また当たった際、どうだったか聞かれ、

 

「何も出来ないらしいです。」

 

と濁して伝えることしかできなかった。

 

 

 

最近、残業時間がどうのとか

 

病んで心がどうのとか言われてるわりには、

 

完全に壊れる前に

 

仕事を辞めた人間には何も対応してくれないのだ。

 

いけないんだろうな、と思いつつ、時々思うことがある。

 

あのまま壊れていたら、

 

国や行政は何かしら対処してくれたのではないか、と。

 

ありえないかもしれないが、今でもそう思うほどに

 

私は疲れ切ってしまっている。

 

でも、働かなければ生活は出来ない。

 

心身を治すために病院に行く事もだ。

 

だから私は、思い込むことにした。

 

きっと、壊れてしまった人の対応に追われてるから

 

壊れる前の人たちまで手が回らないんだ。と。

 

矛盾点とか突き詰めたいこととかを

 

見ないふりして思い込むことにした。

 

そうしないと、私の精神状態が危うくなるから。

 

 

 

なかには、

 

「パワハラ受けたくらいでやめるなんて…」という人もいた。

 

曰く、その人もパワハラを受けたらしい。

 

その人に私が言ったことは一つだけ。

 

「パワハラ受けた『くらい』なんて二度と言ってほしくない。

 

私が悩みぬいて出した結論を、二度と『くらい』で片付けないで。」

 

たぶん、

 

私にパワハラを仕掛けた人ものちのこの人も

 

「パワハラをしている自覚」がないんだと思う。

 

自分はただ厳しく教えただけ。

 

相手が軟弱だっただけ。

 

そんなことを後から考えるんだと思う。

 

小学生でも教わるけど、

 

「自分がされて嫌なことは相手にしないようにする」

 

この基本がないんだろうなぁ…って思った。

 

すごく個人的に不満に思うのは、

 

パワハラをした人は何の処罰もないこと。

 

むしろ会社に守られてること。

 

それが、悔しくて、変に不満に思う。

 

私は裁かれることをしていないのに会社を辞めさせられた。

 

なのに相手は今も裁かれずに会社に守られて勤めている。

 

悔しくて悔しくてたまらない。

 

治ってきていた心身をいとも簡単に壊されたのに、

 

相手は何の裁きも受けないのだ。

 

悔しい、悲しい。

 

 

 

ぐだぐだになっちゃったけど、

 

パワハラを受けて心身が半壊状態になって仕事を辞めても

 

国や行政は何も守ってくれない。

 

むしろ責めてくる。

 

パワハラをしてきた人は会社に守られる。

 

それだけ。

 

望みをかけるとしたら、私が完全に壊れた場合。

 

人が死んだ場合は、対処してくれるのかな…

 

そんなこと考えるくらい、

 

世の中は辞めた人間には冷たい。

 

22歳の新参者には余計にね。