千葉県柏市で2001年、韓国人留学生が暴力団関係者と間違われて射殺された事件で、殺人罪などに問われた元暴力団組長の住所不定、無職平田正幸被告(58)に対する裁判員裁判の判決が2日、千葉地裁であった。 彦坂孝孔裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した。 判決によると、平田被告は組員らと共謀し、同年10月10日午前6時頃、同市柏の路上で近くに住む尹元柱(ユンウォンジュ)さん(当時24歳)に拳銃で弾丸4発を発射し、左胸に命中させて殺害した、などとしている。 検察側は、同年9月に配下の組員が他殺体で見つかり、平田被告は報復のため犯人捜しを命じたとし、「共犯者の証言などから殺害を指示したのは明らか」と指摘。一方、弁護側は「暴力団関係者を捜すよう配下に指示したが、殺害は指示していない」として無罪を主張していた。