4月23日山形県鶴岡市の善寶寺本堂に参拝して、すぐ近くにある貝喰の池に向かった。



池の入口には門があり、入ると直ぐに魚籃観音菩薩が祀られ、その先の池に向かう散策路が続いていた。


散策路を進むと、緑濃い貝喰の池が左手に現れた。貝喰の池は善蜜寺を守護する二体の龍神様が身を鎮められたと伝えられる神聖な池。池の奥には、その龍神様を祀る龍神堂が見える。



ここに来てこの看板を見て、平成2年に話題となった元祖人面魚がいる池が、この貝喰の池と初めて知った。そこで、早速池の淵に行き人面魚がいるか探してみた。最初は無数の錦鯉が寄ってきたが、それらしき鯉は見当たらず。暫くすると、何となく人面魚の色合の鯉が近くに来た。



顔を正面にして、こちらに泳いで来た時に見たら、間違いなくこれが人面魚の鯉だった。いつでも見れるわけではなようなので、とてもラッキーだった。ただ疑問は平成2年から35年以上経過しているので、当時の鯉が長生きしているのか?その鯉の遺伝子を受け継いだ子孫なのか?興味が湧いた。


人面魚を見た後は、池の奥にある龍神堂内に入り参拝。更にその堂の裏にある奥之院にも参拝。龍神堂内で鯉の餌を購入して、帰路に先程人面魚を見た場所で鯉に餌を与えたが、人面魚は現れなかった。やはり、無欲の時の方がラッキーはあるようだ。鯉の餌やりを終えて、駐車場に戻り当日の宿のある湯野浜温泉に向かった。