こう暑いとやはり海が恋しいですね。
外国人がよく行く海水浴場は、チュニスの南部の海岸沿いに広がるリゾートホテルです。
豪華で設備が整った大きな5スターのホテルのプライベートビーチで遊びます。

でも、ローカルな人たちが行くのは、自然が残る清潔なビーチ。主に北部にあります。
チュニスから車で50分の所にいい海水浴場があると教えられて、暑すぎるので夕方から出かけました。
ビゼルトの海水浴場は、懐かしい白砂青松で迎えてくれました。
お洒落なパラソルもなければ、シャワー設備もありません。
ゴザやタオル、食べ物・飲料水を持参して、一日を過ごせます。もちろん無料。
綺麗な砂浜がず~っと広がるのびやかな海岸です。
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でも、着衣のまま海に入って行くのを見るのには、少し違和感がありました。
黒い水着を着用されているようですが。

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時に揚げパンを売る自転車が通ります。
チュニジアはイスラームの戒律が緩やかなので、肌を出している女性も普通にいます。

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家族の仲が良いことは、見る側にもシアワセを分けてくれます。
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日本人は異星人のように見られているのですが。
少しお邪魔させてくださいな。
カルタゴ国際フェスティバルの観劇に招待を受けました。

毎年、チュニジア国内のローマ劇場を中心に、会場数箇所で開催されています。
音楽の公演が多いのですが、映画やサーカスなどもあり、毎年趣向に富んでいます。
今年の期間は6月27日から8月19日です。
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中東の出演者が多いのですが、去年のアズナブールのチケット代は高額でも即売だったとか。

招待されたのは、カルタージュにあるローマ劇場での、伝統音楽と現在音楽が共演した公演です。
1万人を収容するローマ時代の遺跡を復元した劇場です。



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大モスクの駐車場 に車を停めて、遺跡の世界に入る感じでした。

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開演は夜10時ですので、夕食を取り、友人や家族で出かけます。

水や軽食も持参しています。
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1万5千人の席は満席になりました。
カルタゴ遺跡
に浮かび上がる、音楽と舞踊と光の壮大な絵巻物語が始まりました。

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昨年、ロンドンのプロムス野外コンサートでも体験したのですが、チュニジアの人々も
祭りのように気楽に参加していて、音楽に合わせて大いに盛り上がります。
このようなイベントが身近にあるのは羨ましい限りです。




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総勢100人を越える大公演でした。合唱隊が男性20人、女性10人、太鼓を叩くお囃子隊が20人
舞踊グループが40人、ジャズ編成のバンドが15人、伝統楽器演奏隊が10人というところでしょうか。

アラビアの歌は基本的にユニゾン-斉唱-のようで、ハーモニーではないようです。
ソロの歌手も次々交代して、朗々と、ときに手振りや踊りも入れて歌っていきます。

男声合唱ではウィーンの楽友協会やサントリーホールでも歌いましたが
いつの日か、このローマ劇場で歌うことを夢見たいものです。

終宴は12時半でした。
遺跡に長く座るので、厚い座布団は必携のようです。

チュニジアはイスラムの戒律が緩やかとはいえ、カフェは男だけが集まるところだし
あらゆるところで男性優位の社会ですが、こと「はたらく」ことにおいては、男女が同等に見えます。
最近越してきた住宅街の近くにあるマルシェ(市場)へ行くと、店主や買い物客は男女が混在しています。

そもそも、マルシェは規模の違いはありますが、実に合理的に作られていて便利です。
例えば近くのマルシェは、駐車場を囲むように奥にパン屋、鶏肉専門店、野菜屋、雑貨店、ハーブ・豆屋、
蜂蜜屋、魚屋、肉屋と並びます。入口には大きなカフェ。
さらに少し離れてピザ・サンドイッチ店とキオスクがあり、裏にはクリーニング屋、小物屋があります。
つまり何から何と用が足せるわけです。
サンドイッチ屋で使っているのはパン屋で焼き上がったパンだし、水は雑貨店ですぐ買えます。

というわけで、親しくしている働く母さん、父さん、兄さん、姉さん達を紹介します。

まずは近くのマルシェの元気な母さんです。鶏、七面鳥の専門店です。
お客にすぐアラビア語を教えます。美味しいは「ブニーン」。

   奥の油絵は自作とか                    隣の野菜屋の親父さんとお客

陽気で親切なピザ・サンドイッチ店のイケメン君    ひたすら安くて良質なバタールを焼く青年
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  今日は鰹が入ったと魚屋のおやじさん         弟子君はひたすら身を捌きます
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   ガラス工芸店の親父さんは子煩悩           明るいイタリア料理店のピッツア職人

   こちらは近所のサンドイッチ屋の姉様          お洒落なグルメショップの店員さん 写飲食堂    写飲食堂
   
   かっこいいんだミスターポストマン          ポストも黄色なのでバイクも黄色でした
 
  清掃関係の色は緑 午前中収集します        ちなみにゴミは柱に吊るすのです 猫避け
  
 少し離れたマルシェの肉屋の兄さん          土産品店の主人は有名な絵描きでした
 アラビア語のみで買い物にまごつきます       「静嘉堂」図録を持ち日本にも詳しい人でした
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働く皆さんは陽気に接してくれます。サバ(元気)?ウィ、サバビアンの応酬です。
馴染むと写真撮影にも快く応じてくれます。
妙なジャポネ、と思われているかもしれませんがね。
チュニジアで最も美しい街といわれるシディ・ブ・サイド。
チュニスから北東に17km。岬の丘の上にあります。
白壁にチュニジアンブルーの扉や柵が、統一された街の景観を保っていて
『白と青の小さな楽園』と愛称されます。
楽園へようこそ。

 高速道路で右にカルタゴ 前方にシディ・ブ・サイド
 そして海岸のラ・マルサの標識                シディ・ブ・サイドのロータリー 写飲食堂    写飲食堂
   
     青空の坂が待っています               子供たちは走っています
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    多くの観光客が上ります                両脇に土産物店が並びます
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       楽をする人もいます            5分も上って振り返るとチュニスの街が見えます
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   昔ながらの家並みが残ります              普通の暮らしがあります
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    子供が飛び出してきました
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    チュニジア特有のデザインです             家ごとに個性を放ちます
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      こちらは土産物店
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頂に世界最古のカフェの一「カフェ ド ナット」が建ちます


さらに奥に入ると南地中海が眼下に広がります
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シディ・ブ・サイドの歴史は、アラブ支配の初期の要塞が始まりですが
1270年に、フランス国王サン・ルイが異宗派ベルベル人のプリンセスと結婚するために
戦死したという噂を流し、シディ・ブ・サイドと改名して生涯を暮らした、という伝説があります。
一生を暮らすに値する地のようです。

この街は昔から多くの文化人にも愛されているためか、文化の香りそしてギャラリーが散見されます。
チュニジアで著名な画家がスポンサーで出店もしています。
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 土産物店内にも若手の絵画が並びます
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         写真展                    メディナ(旧市街)に入る女性を描く
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                                膝をついて考える人がやってきました(柿ノ木製)
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ワールドカップ最強シリーズを観るために、マルシェま で10分近く歩いて、ピザ屋さんで腹ごしらえ。
辛いのも野菜も全部入れてもらい大体140円。ガス入り水ボトルが30円。

チュニジアでは七面鳥の肉をよく食べます。
これまでチキンと思っていた薄切り肉も、まず七面鳥。ハムもとても美味しい。体にもいいようです。
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食べていると店員さんは厨房でハムを拵えてきて、召し上がれ、だって。
チュニジアの人はイスラムの教えもあってか、実に人に親切。
つまり、施しを受けたってことか!               若い男性もイケメン君でしょ
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さてサッカー。オランダ vs ブラジル戦。
国際放映の画像を、マルシェ前のカフェで観ます。

     いかにもアラビアン?                    普段は閑散
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水タバコでむせ返る店内は、3時過ぎには70~100人くらいに。
もちろん男ばかり。
オランダの応援が多かったようで、最後は立ち上がったり大歓声。
                                   チュニジアの茶といえばミント入り
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これまでいた海岸リゾ-トのカフェは、ここ住宅街に較べて、えらく高かったと思います。
コーヒーが大体1ディナールチョイ。80円相当。それがこの茶は25円相当。
甘いですぞ。でも暑い地ではこの甘さがたまに恋しくなるのです。

サッカーは、意外にも守りに入ったブラジルがもろくも砕け散りましたね。
オランダの堅守と怒涛の攻撃に、さしものブラジルも顔色を無くしました。
開始時間は午後3時。
歩くのもはばかれるような暑さになって、観るにも決心が入ります。