家族紹介
我が家の神様フンギーマン
【4歳、ダウン症】
我が家の宇宙人メンチくん
【2歳、イヤイヤ期中】
我が家の大黒柱パパ
【アラフィフ、俳優、家事万能】
我が家の裏番長wine
【私、アラフォー、劇団四季出身ワーママ】
ダウン症はフンギーマンの
おまけみたいなもの♪
ドタバタだけど爆笑だらけの
我が家の赤裸々記録です。
こんにちは😍
今日は、もうめちゃくちゃ今更、母ちゃんの自己紹介をしたいと思います😁
改めまして、wineです✨
昨年１２月末で、１６年在団した劇団四季を退団しました。
それまで、ミュージカル俳優として、
《ライオンキング》や、
《サウンド・オブ・ミュージック》
《エビータ》などなど、たくさんの舞台に立ってきました。
中でもライオンキングはたくさん出ていて、１０００回以上出演してきました🦁
退団した今は、都内の子役事務所で子役の卵ちゃん、プロの子役ちゃんたちに演技や歌のレッスンをしたり、女性向けの心のあり方を学ぶコミュニティを運営したり、ママ向け子育て講座を開講したり、しています。
まぁー若かりし頃は、とにかく舞台一筋で、うちのパパと結婚するまでは
「子どもいらない。一生女優でいる！」
なんて決めてたんですが…。
結婚後、やはり子どもが欲しいな、と思い始めたんです。
しかし、すでにその時高齢
思うようには授からず、不妊治療を開始。
フンギーマンを授かりました。
授かったら舞台に立つことは出来なかった為、子役育成（ライオンキングやサウンド〜では子役ちゃんが主役なのです）を専門とする業務にシフト。
これまで劇団には、妊娠しながら働いた人はいなかった為、第一号になりました。
懐かしのフンギーマン妊娠中。
今はなくなってしまったお稽古場にて。
劇団四季の俳優は、みんな個人事業主。
なので、産休育休制度がありません。
だから必然的に、臨月まで働き、産後３ヶ月で復帰
のちのち、メンチくん出産時も同じく臨月まで働き、３ヶ月で復帰しました。
長いこと芸事の世界で生きてきた私にとって、
「人と比べる」
「競争する」
は、当たり前のことでした。
一つの役を狙って、何十人もの人が戦うような世界です。
足の引っ張り合いも当然ありました。
とはいえ、世の芸能界と比べて劇団四季は全然マシな方だと思いますが（笑）
その価値観をぶち壊してくれたのが、我が家のフンギーマンの誕生だったんです。
フンギーマンが生まれるまで、それこそ
「ジャニーズ！？」
とか
「めちゃくちゃ優秀になっちゃう！？」
とか（笑）
それなりに妄想して、夢描いていたんですが、
「ダウン症」
と分かったときに、
「あー、思い描いてた未来はもうないんだ」
と少なからず衝撃は受けました。
そのときのことは過去書いてました😁↓
フンギーマンと出会って、これまで自分の価値観のスタンダードだった
「比べる」「競争する」
が、大きく変化しました。
「出来ることもあって、出来ないこともあって、たくさん凸凹があったって、ありのままでみんな素晴らしいんだ」
と思えるようになりました。
だって、生まれてくる時、人間は誰しもものすごい苦しみを伴って生まれてくるわけです。
産み落とすママも命がけだけど
狭い産道を必死で出てくる赤ちゃんも命がけ。
もう、この世に生まれたことだけでどれほど凄いことか
しかも、染色体異常の子の８割はこの世に生まれてくることが出来ない中、元気に生まれてきたフンギーマンてば、奇跡の存在。
そう考えたときに、成長がのんびりだ、なんてことは私の中で結構どうでもいいことにランク付けされました（笑）
もちろん最初の頃は、将来を不安に思ったり、なんとか発達を促したいと、必死になったこともあります。
特に０歳期はそうだったかもしれません。
でも、時がたつにつれ、例えば３ヶ月前まで悩みのタネだったことが、気づいたら解決していたり。
これは絶対に出来ないんじゃないかと思っていたことがあっさり出来るようになったりするフンギーマンを間近でみているうちに。
なーんだ、彼のペースで出来ること増えて行くじゃん💕
って心から思えるようになりました。
フンギーマンとの出会いで、仕事にも大きく変化が出てきました。
コーチングを学んだこともあり、子どもたちの本来の個性をとにかく大切に思えるようになったんです。
だから、フンギーマンは本当に私の人生を変えてくれた存在だなぁと思います。
きゃわー😍
彼を育てていく中でたくさんの素晴らしい出会いがありました。
同い年のダウンちゃんを育てる仲良しのお友達だったり。
療育センターの先生方だったり。
お世話になってる病院の先生方だったり。
保育園の先生方だったり。
このブログを読んで下さったことがきっかけで出会い、今や共に学ぶ仲間になってくれたコミュニティのメンバーだったり。
誰も障害があることに偏見を持たず、
そのままのフンギーマンを大事にしてくれる人ばかりです。
だから、私も、もし今悩んだり苦しんだりしているママがいたら。
大丈夫だよ。スペシャルニーズな子を育てるのって、怖くないよ。
ってことを伝えたくて、ブログを書き続けているんだと思います。
色んなことにチクッと痛んだ自分の気持ちで、
自分がまさかの偏見を持ってたことにも気づくでしょう。
そんな前向きになんかなれないよ。って気持ちになったこともあるでしょう。
先々が不安になることだってあるでしょう。
でもそんなのひっくるめても、我が子がここに居て、時間は止まってくれなくて、今日の我が子には二度と会えないわけで。
だったら、まだ起こってもいないことに悩むのは時間の無駄だし、かつて自分が持っていた偏見はこれを機に見直せばいいだけの話。
そう思ったら、私は色んなことがめちゃくちゃ楽ちんになりました。
逆にデッカイ夢まで生まれちゃったし（笑）
いつだって大事なのは「今」。
だから子育てする上で、大事に思ってることもコレにつきます。
「彼の昨日と今日」
そして
「イマココ、の視点」。
長々と自分の話をしちゃいましたが
普段は２人育児に翻弄される、歌うこととお酒とおしゃれが大好きなアラフォーです（笑）
こんなwine ですが、改めてよろしくお願いします
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