ケンライトセラーズセミナー@アカデミーデュヴァン
21日金曜アカデミーデュヴァンにて、オレゴン州よりケンライトセラーズのケンライト氏来日に伴うセミナーに参加してきましたケンライトさんのつくるピノノワールはオレゴン州のテロワールを見事に表現しており、今回畑違いのワインを5種テイスティングしました全て2014年ヴィンテージのピノノワールです左から1,カナリーヒルヴィンヤードAVA イオラアミティヒルズ土壌 火山性土壌 ジョリー＆ネカイア ソイル1987年より作っている畑東向き斜面2,カーターヴィンヤードAVA イオラアミティヒルズ土壌 火山性土壌 ジョリー＆ネカイア ソイル1990年より作っている畑西向き斜面この二つの大きな違いは斜面の向き。午前中の光は柔らかいのでタンニンも優しい。西向きは午後の西日が強く果皮が厚くなり、タンニンも強くなっています。3,シェイヴィンヤードAVA ヤムヒルカールトン土壌 海洋性土壌初めて飲みました。シェイはディックシェイの畑で、実はケンライトが初めて契約した人とのこと。その後たくさんの方が契約しておりオレゴンでも有名な畑となりました。4,グアダルーペヴィンヤードAVA ダンディーヒルズ土壌 海洋性土壌一番早く熟す畑とのこと、1992年から作ってる畑。クリストムやボーフレルなどにも葡萄を販売してるそうです。ここはAVAの考え方が生産者によって違いやや難しいです。なので、ケンライトさんはヤムヒルカールトンAVAであるべきと表現しています。5,サヴォイアヴィンヤードAVA ダンディーヒルズ土壌 海洋性土壌1999年から作ってる畑。ケンライト氏の自宅がある畑で、昔果樹園だったそうです。タンニンはソフトで柔らかいアタックです。特に土壌の下にある母岩(マザーロック)とその中の微生物の重要性を熱く語っていました。暑いとし寒い年での葡萄の管理について語っております。またコールドソーク冷却浸漬はあのヘレンターリーから電話もらったときオススメされ、オレゴンで最初にやったりされてたそうです。すごいことだらけでした。あっという間の2時間でした。ありがとうございましたm(__)m私の中でケンライト氏のワインは本当大好きですまたお会いできる日を楽しみにしてますそして、今回学んだこと、ケンライト氏の熱い想いを私のセミナーで伝えていきます。
