<会員のみなさん限定のお知らせです>
130回記念「酒と健康」のお話とワイン
話題・・・・坂本さんが130回記念に「酒と健康」のお話を冒頭30分程度されます。
坂本さんは仕事がら、常々、皆さんの飲み過ぎについて懸念されてます。
坂本さんは仕事がら、常々、皆さんの飲み過ぎについて懸念されてます。
亜洲界世はもともと東区馬出にあった台湾料理店で、とても評判が良かったのですが、店を閉じたそうです。
そこで、調理をされていた、濱崎さんが、昨年、屋号を受け継いで、港に店を出したとのこと。
宮木さんが見つけてこられて、山田さんが気に入ってしょっちゅう行ってるようです。
山田さんに連れられて行ったところ、とても美味しかったです。
このお店の繁盛につながるようなワインを、選んで用意しておきます。
そこで、調理をされていた、濱崎さんが、昨年、屋号を受け継いで、港に店を出したとのこと。
宮木さんが見つけてこられて、山田さんが気に入ってしょっちゅう行ってるようです。
山田さんに連れられて行ったところ、とても美味しかったです。
このお店の繁盛につながるようなワインを、選んで用意しておきます。
日時 2008年3月17日(月)18:30~
会場 亜洲界世(あしゅうかいせい) 福岡市中央区港2-4-24
人数 30名まで ゲスト歓迎 30名になった時点で締め切ります。
会費 5,500円 ワイン代込み
出欠 3月12日(水)まで
会場 亜洲界世(あしゅうかいせい) 福岡市中央区港2-4-24
人数 30名まで ゲスト歓迎 30名になった時点で締め切ります。
会費 5,500円 ワイン代込み
出欠 3月12日(水)まで
開催後翌々日嶋田さんからメッセージが届きました。
各位
130回ワイン会 坂本雅子さんのお酒のたしなみ方について医学的見地から講話をいただき
その日のワインは、台湾料理とともにとてもおいしいものでした。
健康でおいしいワインを長くいただくためには、何より節度が必要だと思いました。連日の飲みすぎはいけません。・・・・・・・・・・・
各位
130回ワイン会 坂本雅子さんのお酒のたしなみ方について医学的見地から講話をいただき
その日のワインは、台湾料理とともにとてもおいしいものでした。
健康でおいしいワインを長くいただくためには、何より節度が必要だと思いました。連日の飲みすぎはいけません。・・・・・・・・・・・
まさにその通りです。
二日酔い、三日酔いの連続で体には悪いことをしたといつも悔やんでます。
ひょっとしたら依存症?
皆さんも休肝日いっぱいとって次の出撃に備えましょう。
二日酔い、三日酔いの連続で体には悪いことをしたといつも悔やんでます。
ひょっとしたら依存症?
皆さんも休肝日いっぱいとって次の出撃に備えましょう。
以下 今回のお話の趣旨であるお酒に関する坂本さんのエッセイをご紹介します。
「三杯、酒、人を飲む」
健康的な生活というと、決まって出てくる言葉は「バランスとコントロール」つまり偏らずほどほどに、それもどちらかというと少なめにコントロールしたほうがいいものが多いのです。例えば「腹八分に医者いらず」しかし、この少なめにほどほどというのが一番厄介なようです。よい例がお酒です。お酒は昔から「百薬の長」といわれているくらい適量飲めば人をリラックスさせ、胃を刺激して食欲を増し、またコレステロール代謝を良くするなどむしろ健康に良いものです。この適量が一日日本酒ならば二号、ビールで大瓶2本以内。(ワインではグラス2~3杯)
「一杯、人、酒を飲み、二杯、酒、酒を飲み、三杯、酒、人を飲む」とは良く言ったもの。三杯になると、酒に飲まれるということでしょう。しかしそんな人が多いのか、日本のアルコールの消費はうなぎ上り。これは他の先進国では見られない現象です。同時にアルコール依存症の患者さんもうなぎ上りです。そこまでいかなくても肝障害、胃腸、脾臓障害、痛風、肥満、高血圧、糖尿病まで、アルコールはまるで「歩く成人病」というような状態を作っています。
久しぶりに古いものを整理していたら父の手帳が出てきました。父は大変な酒豪でした。手帳には気に入った歌を書き写したもの。何とほとんどが酒の歌。山上億良の貧窮問答歌、大伴旅人の酒を讃むる歌、万葉集から、漢詩、啄木、白秋、有名な「白玉の葉にしみとおる秋の夜の、酒は静かに飲むべかりけれ」の若山牧水、吉井勇に「酒は涙かため息か」の古賀正男まで呼んで行くうちに「少なめにほどほど」ではとてもこの境地には到達できないなと思いました。同時に酒のおもいもさることながら、父の酒とともに過ごした時間の豊かさも伝わって来るようでした。
しかし、この父はがんの中ではアルコールと関係の深い食道がんでなくなりました。酒が原因の病気は一度体を壊すと、適当に飲みながら治療するというわけにはいかないもの。特にアルコール依存の人は断酒以外にあり得ません。末永く酒を愛したいならば、適正飲酒で行くより仕方ないのです。酒豪の父をもつ自戒をこめて。
「三杯、酒、人を飲む」
健康的な生活というと、決まって出てくる言葉は「バランスとコントロール」つまり偏らずほどほどに、それもどちらかというと少なめにコントロールしたほうがいいものが多いのです。例えば「腹八分に医者いらず」しかし、この少なめにほどほどというのが一番厄介なようです。よい例がお酒です。お酒は昔から「百薬の長」といわれているくらい適量飲めば人をリラックスさせ、胃を刺激して食欲を増し、またコレステロール代謝を良くするなどむしろ健康に良いものです。この適量が一日日本酒ならば二号、ビールで大瓶2本以内。(ワインではグラス2~3杯)
「一杯、人、酒を飲み、二杯、酒、酒を飲み、三杯、酒、人を飲む」とは良く言ったもの。三杯になると、酒に飲まれるということでしょう。しかしそんな人が多いのか、日本のアルコールの消費はうなぎ上り。これは他の先進国では見られない現象です。同時にアルコール依存症の患者さんもうなぎ上りです。そこまでいかなくても肝障害、胃腸、脾臓障害、痛風、肥満、高血圧、糖尿病まで、アルコールはまるで「歩く成人病」というような状態を作っています。
久しぶりに古いものを整理していたら父の手帳が出てきました。父は大変な酒豪でした。手帳には気に入った歌を書き写したもの。何とほとんどが酒の歌。山上億良の貧窮問答歌、大伴旅人の酒を讃むる歌、万葉集から、漢詩、啄木、白秋、有名な「白玉の葉にしみとおる秋の夜の、酒は静かに飲むべかりけれ」の若山牧水、吉井勇に「酒は涙かため息か」の古賀正男まで呼んで行くうちに「少なめにほどほど」ではとてもこの境地には到達できないなと思いました。同時に酒のおもいもさることながら、父の酒とともに過ごした時間の豊かさも伝わって来るようでした。
しかし、この父はがんの中ではアルコールと関係の深い食道がんでなくなりました。酒が原因の病気は一度体を壊すと、適当に飲みながら治療するというわけにはいかないもの。特にアルコール依存の人は断酒以外にあり得ません。末永く酒を愛したいならば、適正飲酒で行くより仕方ないのです。酒豪の父をもつ自戒をこめて。
坂本さん資料提供ありがとうございました。2008/3/19