2008年1月29日(火曜日)西鉄イン13Fブロッソにて”シャンパンとショコラの出会い”に登場したシャンパン「デュバルルロワ」についてイーエスジャパン様から製品特性を頂きましたのでご参考までにご紹介します。

イメージ 11)家族経営としては最大規模。大手ブランドでは、殆ど所有していない自社畑を、グラン・クリュ(モンターニュ・ド・ランス、コート・ド・ブラン両地区のすべて)に合計200ヘクタール所有(うち30%はオーガニック栽培)しており全生産原料の30%をクオリティーの高い自社畑産ブドウにて補う、これは商品の商品のクオリティーの高さを維持する為に、非常に重要な事です。
 またその畑も極力農薬に頼らず、常に30人の”管理人”が畑のメンテナンスを行い(デュバル社のみ)畑に設置される”ホルモン薬”(コスト高)にて害虫の生殖本能を麻痺させる事により繁殖、害虫被害を防いでいます。

イメージ 22)大手ブランドの原料品種は、コストの安い「ピノムニエ」の比率が高い。対し、デュバルルロワではコストの高い「シャルドネ」「ピノノワール」のみにて生産。また、輸出商品については100%自社畑の原料を使用、特に今回日本に紹介する商品はすべて「キュべ」(一番絞りの原料)のみを使用、クオリティーの高い商品の輸出に努めています。
 ちなみに、日本に輸出されてくるシャンパン全体の21%だけが「キュべ」のみを使用した製品です。

イメージ 33)「ロゼについてはコスト、手間、のかかる”セニエ”(ブドウと皮を分けたあと、潰したジュースに皮を36~48時間漬け込み、色、風味を抽出する昔ながらの製法)にて造られます。ロゼ銘柄全体の95%は赤ワインを混合して製造されており、セニエにて製造される銘柄はロゼ全体の5%程度。
 また、品種もコストの安い「ピノムニエ」を使用せず、「ピノノワール」100%で製造されます。(全輸入品の現状において、1銘柄のみ”セニエ"にて製造されているが、原料にはピノムニエが使用されています。)

イメージ 4業界紙「ワインスペクテイター」(国際的に権威のあるワイン専門誌)のWINE OF THE YEAR TOP 100(2006年度)にて「デュバルルロワ”NV”が41位に入選(シャンパンとしての入選は26位の「クリュッグ1995」と2銘柄のみ」NVシャンパンとしては破格の評価を受けており、93PointはNVシャンパン過去最高ポイントです。
 また、全日空国際線ビジネスクラスの機内飲料に過去2回採用されており、世界的にもコンチネンタルエアラインズ、エアーフランス、ルフトハンザ、シンガポールエアラインズ等々、多数の大手航空会社国際線ビジネス・ファーストクラスにおいて採用実績があります。
e.s.japan ltd.HP

デュバルルロワ社の自社畑。雑草が生えているのは農薬を撒いていない証です。
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隣の某大手メゾンの自社畑。その他、ほとんどの畑がこのような状態です。
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