人間関係ファシリテーションで会社を変える | 人間関係ファシリテーターの体験学習循環過程

人間関係ファシリテーターの体験学習循環過程

ファシリテーションとはグループから最大を引き出す技術ですが、人間関係ファシリテーションは様々なファシリテーションがあるなかでもその根幹をなすものです。 ここでは体験学習の循環過程をもとに話を進めていきます。

「チームの出来具合ってミーティングでわかるの?」


人材派遣業A社でおこなったミーティングを通したチームビルディングをお届けします。


【硬いものは柔らかく】
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前回のチームビルディング から約2週間過ぎ、

今回はいよいよ前回でやったことが本当に身についているか

どうかが試される機会となりました。


全員集合し、その顔ぶれを一人ひとり覗くと…

何日も置かれたお供えのお餅のごとく表情がかたいかたい


顔の表情は何となくニコニコしていますが

目が緊張している様子が伺えました。


そこで・・・

【氷山をも砕くアイスブレイク】

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いきなり、全員に身体と心のマッサージ運動を

行なってもらいました。


すると、場の雰囲気もグッっとほぐれてきます。


ほぐれたところで、実習1のミーティングをスタート!


【このテーマは誰がどうやって決めたの!?】
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グループにテーマがいくつか出されました。

時間は20分間です。

課題は時間内にグループとしての見解を出すことです。


「まずはテーマを選ぼう」とOさんが口火を切ります。

それを受けたHさんがそれぞれのテーマを確認します。

メンバーはやる気満々です。


そして口々に言葉を発します。

Kさん「ポジティブだよ、ポジティブ」

もう一回Kさん「明るくね」

Hさん「安心感かなあ」

などと各人思っていることを口に出します。


でも、だれも各人が口に出した言葉を

引き受けてつなごうとしません。

そうこうしているうちに時間は経っていきます。


業を煮やしたHさんが言います。

「テーマを決めないとな」

何人かの苦笑いの後

「Aのテーマで行きますか?」とHさんが言葉を発しますが、

その言葉を受け取る人もなく

沈黙が流れます。


するとOさんが「見解の出し方ってどうする?」

これも言葉が空中に投げ出されたままです。

受け取る人はいません。


しかしいつの間にかテーマがAに決まっていたようです。


その後も言葉が空中に発せられては

消え、発せられては消えと続いていきます・・・


「時間です。 ここで終わってください」と

声をかけます。


【ふり返りで明らかになった事実とは?】
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さて、ふり返りの時間です。


「ふり返り」とは先ほどの実習で体験したことを

「自分はその時間どのように過ごしていたのか」

「他の人をどう見ていたのか」

「グループではどのようなことが起きていたのか」を

自分もしくは、他のメンバーと一緒にふり返ってみる時間が

「ふり返り」です。


ふり返りを進めていくと、テーマ決めのときの様子が出てきました。

Pさん「テーマを決める際にAテーマに何となく決まったが、

自分はBのテーマをやりたかった」

しかしそのことを口には出さなかった。


そのため心に引っかかったまま進んで行ってしまった。

そのことに気づいた他のメンバーは?


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いませんでした。


他にもそのテーマにはついていけなかった

メンバーがいたことが明らかになっていきました。


果たして実習に参加したメンバーは

グループのメンバーの心の中で起こっていることは

大事だということに気づいたのでしょうか?

アメブロ3

つづく・・・


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