奥尻島では勉強会の参加者をお迎えいただき、まずは奥尻ワイナリーの見学からスタート。
2008年に設立され、フレンチオークの樽は104本、
4,000ℓサイズを中心としたステンレスタンクは40基あります。
ONKYO製の振動発生装置が取り付けられた特別なステンレスタンクがこちら。風揺(ふうゆ)についてはこちらをご参照ください。
天気がよくて写真映えする醸造所と、
いまは閉館したホテル緑館の横にある畑。
畑は奥尻島内に7区画あり、ここは全体の20分の1の面積。
遠目にも真っ青なのはネットを被せているためです。オーストラリアや本州では見たことがありますが、北海道内では珍しい光景です。
ネットは空からの鳥と地面から伸びてくるタヌキなどの手からブドウを守ります。
「ボトルの向こうに海が見えるワイン」というのが奥尻ワイナリーの特徴ですが、それを写真にできるのがこの場所。工場2階の窓のところです。
海は荒れていましたが写真に撮ると波飛沫が海の色と空の色を引き立てて綺麗でした。
見学会のあとは奥尻島の海洋センターに移動して次の研修に備えます。
センターからは奥尻港に停泊しているカランセが見えて、夕日を受けて素敵でした。海も穏やかなので翌朝の出港の心配もありません。
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↓北海道のワイナリー50つくり手たちを訪ねて
こちらにも奥尻ワイナリーのことが載っています