3月17日に北海道立大野農業高校の1、2年生130名に対して、ワイン産業の魅力と未来に向けた講演を行いました。その様子がNHKニュースで北海道内と全国にも放送されました。
この授業は渡島総合振興局が北斗市の大野農業高校で開いたもので、およそ１３０人の生徒が参加しました。
北海道のワインの認知度向上などを目指す団体の阿部眞久さんが講師となり、道内ではワイン造りが年々盛んになって品質も向上し、国が特産品を地域ブランドとして保護する「ＧＩ＝地理的表示」に登録されていることなどを紹介しました。
そのうえで、比較的雪が少ない道南では、フランスの老舗ワイナリーが数年前からブドウの栽培を始めるなどワインの産地化が活発になっていることを説明し、「ワインは地域の風土を封じ込めた産物なので、造り手にはやりがいがある」などと魅力を話していました。
参加した生徒は「畑ごとにブドウの作り方や味が違うという話が印象的でした。ワイン造りの仕事は魅力的だと感じましたし、今後の進路の１つとしても考えたいです」と話していました。
渡島総合振興局の今野一貴主査は「持続的なワイン産地を目指すため、若い世代に将来の担い手になってほしいと考えており、ワイン産業に興味を持ってもらえたらうれしい」と話していました。
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以上、NHK北海道のホームページより転載させていただきました。
高校生にどのように興味を持ってもらうか、60分の授業を飽きさせずに聞いてもらうか、農業との関わりを軸として将来の進路や教養にワインというキーワードを覚えてもらえるように工夫しました。自分でも最高の組み立てとなる構成となりましたし、生徒の感想が嬉しいです。
取材してくださり、どうもありがとうございました！