写真論をはじめると、前回記事で述べましたが
今回はそうではありません
昨日帰宅途中で10数行書きましたが
仕事の「論述」が多忙で記事にするには到らず
また、論文風の記事が連続するのもどうかと思いますので
今までのような記事と交互に進めていきたいと思います
ここのところ夜遅くまで会社にいるこが多く
昨晩も深夜までオフィスにおりました
一人夜の仕事場から外を眺めるのも好きで
駅を見下ろすビル群、街の明かりを見ていると
“Night Lights”というジェリー・マリガンのアルバムを思い出します
ジャケットがなかなすてきで
たぶんニューヨーク、マンハッタンの夜景を描いたものと思われますが
一人デスクから外の夜景を眺めるたびに思い出しますので
それをモチーフに
日常持ち歩いている
コンパクトデジカメで撮ってみました


Club Winelight


以前も同じアングルで夕景を載せたことがありますね
今回とは時刻も撮り方も違いますが
本当はワインかカクテルのグラスでも傾けたいところですが
仕事場ですからコーヒーをいれて
ぼんやり夜景を眺めていると
アルバムのタイトル曲でもある
“Nightlights”という曲が響いてきます
本来バリトン・サックス奏者、名アレンジャーでもあるマリガンが
ほろりほろりとシングルトーンのピアノでささやき出す主題に
ジム・ホールが彼らしいくぐもった趣味のいい音色のコードをつけ
アート・ファーマーがフリューゲル・ホルンで
メロディを引きつぎ
そういう音の響きを思いめぐらしていると
そのまま帰るのが惜しいような気がしてきます
次回は写真論の第一章にしたいのですが、
今回は、表紙がわりに一枚を添えて