先日は山の緑の写真でしたので
今日は海の青の写真にしましょう
もともと私のブログは海の写真が多いですね。


私の生まれた島は崎戸というところですが
5歳、幼稚園のときまでそこに住んでいました。
その頃非常に不思議だったことの一つが
耳に手を当てるとゴォーとかざぁーというような音が聞こえること


一体これは何だ?


その頃の結論は
「これは海の音が聞こえるのだ」ということ
なぜそう考えたのかは定かに覚えていないのですが。
あるいは誰かが私にそう教えたのかもしれません。


今も聞こえる


そういえば血液の成分は海水とよく似ているといいますね。
体内を流れる血潮の流れが耳に手を当てると反響するのでしょうか。
原始の海の体内記憶が私の耳に響いている。


実は右の耳は後遺症でずっと耳鳴りがしているのですが
我々がはるか昔に巣立ってきた
海の響きを
潮の遠鳴りを
私はずっと聴いているのだと思うことにしましょう。


Mon oreille est un coquillage qui aime le bruit de la mer.
「私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ」
(ジャン・コクトー、訳詩:堀口大學)


(Palau)



(Palau 魚からはこう見えるのかな?)


(Palau)


(Hawai'i もうすぐ太平洋に陽が沈む)

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