桜が咲きはじめましたね。
春、桜というとロゼのシャンパーニュを携えて花見に行きたくなります。
同じ気持ちになる方も多いのではないかと思います。
桜咲く頃にロゼを飲むならば、なんといってもベルエポックのロゼがいい。
ガレの描いたのは桜ならぬアネモネですが、ボトルに装飾をほどこすのは最近いろいろあるけれど、これほど成功しているものはないと思います。


Bellepoque


数年前にたまたま出張先の京都伊勢丹でエミール・ガレ展を見ました。
ミュージアムショップ風のスペースが設けられていましたが、
ここにベルエポックのシャンパーニュを置いたらいいのにと思い、店員さんに
「せっかくエミール・ガレデザインのシャンパンがあるのだから、ここで販売されたらいかがですか?」

と提案してみました。
地下の売り場にはきっと置いてあるはずですからね。
ガレの一番安い作品は日本円で30万円台くらいからのようですが、
私は「ガレの最も安い作品」とよく言っています(正確にはレプリカというべきでしょうが)。
ただ、特に最近シャンパンに限らずフランス産ワインの値上がりは激しく、ベルエポックのロゼも5万を越えるのが普通になり大変残念です。

上の写真のボトルを買った頃はお店でも3万以下で飲めたのに・・・。


ベルエポックのロゼとまではいかなくても、

桜が春の嵐で散らないうちにロゼのシャンパーニュで花見に行きましょう。

どこにしますか?


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