鴨鍋の時のメンバーが古いモエを飲んでみたいというので急遽決まった本年最後のワイン会。
モエ・シャンドン ブリュット・アンペリアル
多分80年代
色は飴色、泡はほとんど溶け込み、味わいもアンズ系の超熟シャンパン
古いドンペリの長い余韻とかは感じられないが、ほのかに感じるピリッと感と優しい甘味が良い
夏はフレッシュなシャンパンが似合うけど、こう寒いとこういうシャンパンが良く似合う
モンラッシェ 2004 / モレ・ブラン
ワイン会当日まではメンバーのバースデーVTの白を持って行く予定だったけど、本年最後だし、古酒が続くのも・・・
ということで、奮発して急遽若めのモンラッシェを
ただ、ひと吹きサインがあって完璧ボトルではないのでどうなるか???
色は少し入った黄金色。
あ、やっぱり・・・?
でも香りは微かにアプリコットが入ったモンラッシェを感じる膨大なミネラル香
味わいは、最初吹いた影響なのか苦みを感じたが、時間と共に消えて行った。。。
ここから復活するのがモンラッシェ
するとキラキラ煌めくミネラル感と酸が舞い上がり、7色に変化する味と香り
これがモンラッシェにしか出せない世界なんですよね
特に香りの変化はヤバかった
横に膨らむパワー系ではなく、タイトで引き締まった酒質と透明感が前面に出たモンラッシェ
ひと吹きしてなかったら、どんだけ凄いんだ
もう高過ぎて飲物ではなくなってしまったこのクラスのモンラッシェ・・・
手持ちの物は大事に飲んでいこう
クロ・ド・ヴージョ 1992 / エジュラン・ジャイエ
92の赤とは思えないしっかりした造り
香りは熟成から来る妖艶さが出て、良い感じの古酒感
味わいは少しタンニンを感じるクラシックな造りのワイン
最近は綺麗で赤々したワインが持てはやされてるけど、こういうワインも良いです
ポマール レ・リュジアン 1979 / ルジューヌ
79でポマール・・・
どちらかというと、こっちのワインのがクラシックな感じはするが・・・
飲んでみると、自然な抽出感でとても明るく透明感がある
タンニンも溶け込み赤い果実がキャンディーのように舞っている
ミネラリーで雑味がなく、ポマール最高の畑と言われているリュジアン・・・
こんなに綺麗になるものなのか
蔵出しっぽいけど、ルジューヌ恐るべし