ウンブリア州はトスカーナ州の東隣の州です。面積もワインの生産量もトスカーナ州のおよそ3分の1です。トスカーナ―州ではDOCまたはDOCGのワインが生産されるワインに占める割合がおよそ3分の1であるのに対し、ウンブリア州のそれはおよそ6分の1です。
 
ウンブリア州の赤ワインは、ウンブリア州出身のワイン醸造家リカルド・コタレッラ(Riccard Cotarella)氏の貢献などがあって、1980年代に品質が大きく向上しと言われます。
 
ウンブリア州には二つのDOCGがあります。モンテファルコ・サグランティーノ(Montefalco Sagrantino)と

 

(Torgiano Rosso Riserva)です。DOCからDOCGに格上げされたのは、前者が1992年、後者は1991年です。
 
 モンテファルコ・サグランティーノはサグランティーノという土着品種のぶどうを使います。赤、パッシート、薄甘口があります。パッシートは、ぶどうを乾燥させて糖度を高めた状態で発酵させて造るワインです。
 トルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァはサンジョヴェーゼをベースにした赤ワインです。