イタリア・トスカーナ州の中央部にサン・ジミニャーノ(San Gimignano)という人口7000人ほどの街があります。この街にはたくさんの高い塔があり、ユネスコの世界遺産に登録されています。塔は中世の貴族が権力と財力を誇示するために競って建てられました。現在は14の塔が残っています。
この街の近郊で「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」(Vernaccia di San Gimignano)という品種の白ワイン用ぶどうが栽培されています。ここで造られる白ワインは、DOCGに位置づけられています。
「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」は1966年にDOCを取得しました。当時はまだDOCGの格付けはなく、DOCが最上級でした。1993年にDOCGに昇格しました。
トスカーナ州には8つのDOCGがありますが、「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」だけが白ワインを生産しています。他の7つのDOCGはすべて赤ワインの生産地区です。
・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ
    Vernaccia di San Gimignano
・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
    Brunello di Montalcino
・カルミニャーノ
   Carmignano
・キャンティ
    Chanti
・キャンティ・クラシコ
    Chanti Classico
・ヴィーノ・ノービレ・モンテプルチアーノ
    Vino Nobile di Montepulciano
・モレッリーノ・スカンサーノ
        Morellino Scansano