ヴァッレ・ダオスタ(Velle d'Aosta)州はイタリアで最も面積の小さい州です。州の名前は「アオスタの渓谷」という意味です。州内を北西から東南にドーラ・バルテア(Dora Baltea)川が流れており、川に沿う急こう配の斜面で、ぶどうが栽培されています。
 
ヴァッレ・ダオスタ州の北はスイス、西はフランスです。フランスとの国境にはモンブラン、スイスとの国境にはマッターホルンがそびえています。

州内にはかつて複数のDOC(原産地呼称)が存在していましたが、1985年に州名と同じ名のDOC一つに統合されました。小さなDOCですが、栽培されているぶどうの品種は多様です。

プティ・ルージュ(PetitRouge)、フメン(Fumin)などの土着品種、イタリア系のネッビオーロのほか、フランス系のピノノ・ワール、ガメイ、シラー、シャルドネ、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、スイス系のプティ・アルヴィンヌ(Pettie Arvine)などが栽培されています。