シャンパーニュはボトル内で澱(酵母の死骸)と一緒に熟成しますが、出荷前に澱はボトルから抜き出します。そのために、まずボトルを動かして澱をボトルの口付近に集めます。これをルミアージュ(remuage、動瓶)と言います。古典的なルミアージュの方法は、瓶口を下にして木製の台に配置しておき、ボトルを1本1本、毎日少しだけ回転させる方法です。

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 現在のルミアージュは手作業ではなく、ジャイロパレット(Gyropalette)という機械を使うのが普通です。手作業では数週間もかかる作業が、ジャイロパレットを使うと数日間で済んでしまいます。

 2次発酵のために砂糖と酵母をボトル内に添加するとき、同時に清澄剤も加えます。清澄剤は主にベントナイトという粘土が使われますが、スティル・ワインに使うものより重いものが使われます。ルミアージュによって澱をボトルの口付近に集めるには、清澄剤は重いと都合が良いからです。