ボルドーを首府とするフアキテーヌ地域圏がイギリス領だった12世紀半ばから15世紀半ばまで、ボルドーからイギリスに運ばれた赤ワインはクラレット(Claret)と呼ばれました。この時代、メドックはぶどうを育てることはできない湿地で、ボルドーを代表するワイン産地はグラーブ(Graves)でした。

 グラーブはフランス語では砂利を意味する言葉で、グラーブの土壌は砂利が多く、昔からカベルネ・ソーヴィニヨンを育てるのに適していたようです。グラーブのAOCは1937年に成立しました。赤ワインのほかに少量ですが白ワインも造っています。

 1987年に、グラーブからペサック・レオニャン(Pessac-Leognan)というAOCが独立しました。ペサックとレオニャンのほか8つの村がこのAOCを構成しています。1855年にパリで万博が開催されたときにボルドーワインの格付けが行われました。このとき、赤ワインは第1級から第5級までメドックのものだけが選ばれましたが、例外的にペサック村の「シャトー・オー・ブリオン」(Chateau Haut Brion)が第1級に選ばれました。

シャトー・オー・ブリオン[2006](赤ワイン)[Y][P][J]

¥65,600
楽天