ソライア マグナムボトル 2000 イタリアスーパートスカーナ | OliVino ワイン一杯とワインを貴方へ

ソライア マグナムボトル 2000 イタリアスーパートスカーナ

オリビーノ  時短 営業中 です。
ワインショプ営業中。
5時半ー10時迄。




お客様からスーパートスカーナをリクエストがありました。
大切なイタリアからのお客様へ
スーパートスカーナをと提案されました。


自宅のセラーに眠っていましたスーパートスカーナ ソライヤ2000年マグナムボトルを見つけて おススメ予定しています。



ワインはイタリアローマ🇮🇹エノテカワイン店で
購入 致しました。



イタリアトスカーナ州
スーパートスカーナ は
サッシィカイア
オルネライア 
ソライア  
 
音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜

スーパートスカーナとは。。
インポーターエノテカ資料より抜粋です。


イタリアを代表する高級ワイン、スーパータスカンの誕生秘話

イタリアを代表する高級ワイン、スーパータスカンの誕生秘話

サッシカイア

イタリアワインは独特の世界観をもって進化してきました。伝統と革新、土着品種と国際品種の対峙の歴史はフランスにはないものです。そのようなイタリアを知るためには、フランスとは全く異なる別の「ものさし」が必要です。

中でもスーパータスカンは、ワイン法を超越した独特なアイデンティティのもと誕生しました。今回はそんなスーパータスカンについて詳しく解説します。


独自性にこだわったイタリアのワイン法

フランスのワイン法が1935年に制定されたのに対して、イタリアでは遅れること約30年後の1963年にワイン法が制定されました。この背景には、フランスがワインで外貨を稼いでいることに目を付け、イタリアもフランスのワイン法を参考にして法律を整備し輸出を増やそうという考えがあります。

イタリアのワイン法

イタリアのワイン法は上記のように、上から「DOCG」「DOC」「IGT」「Vino da Tabola(現在はVino)」の四つに分けられました。このワイン法のコンセプトで最も大切にしたのがイタリアワインの独自性。特に、品種という観点においては上位の「DOCG」や「DOC」と認められるためにはイタリアの土着ブドウ品種を使っていなければならず、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなどの国際品種を使った場合は「Vino da Tabola」と呼ばれる格下のテーブルワインに位置付けられたのです。

自由にワインを造りたい生産者

ボルゲリ風景

しかし、1970年代に入るころ「DOCG」「DOC」に認定された上級ワインの品質が著しく揺らぐような事態が発生し、消費者の信頼を失ってしまったのです。がっかりしたのは消費者だけではなく、生産者も不信感を募らせるようになりました。そんな中、法律の枠組みにとらわれずに自由な発想でワインを造ろうという生産者が誕生するようになったのです。

サッシカイア誕生

サッシカイア

ティレニア海に面するボルゲリの地で、サラブレッドの飼育をしていた故マリオ・インチーザ・ロケッタ侯爵は大のボルドーワインファン。シャトー・ラフィット・ロートシルトからカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を譲り受け、1940年代には趣味の延長としてボルドースタイルのワインを造っていました。

その高い品質に驚嘆した侯爵は1960年代後半には、商業ベースでワインを造ることを決意します。商業用としてリリースしたファーストヴィンテージである1968年は、アンティノリ(後述あり)で勤めていた伝説の醸造家ジャコモ・タキスによって仕込まれました。当時、ボルゲリは土着品種を使った白とロゼワインしかDOCに認められておらず、カベルネを使ったこの赤ワインはVino da Tabolaとして販売されました。

サッシカイア 成功の背景

サッシカイア

突然現れたこのVino da Tabolaワインが、世界を驚かせ拍手喝采を受けることとなったのは誰もが周知の事実でしょう。では、なぜ成功することが出来たのでしょう。天才醸造家ジャコモ・タキスによって仕込まれたこと以外にも二つの理由が挙げられます。

その秘密の一つにテロワールが挙げられます。カベルネ・ソーヴィニヨンは温暖から高温な場所を適地とするブドウ品種です。北緯45度に位置するボルドー比べると、このボルゲリの地は北緯43度に位置するためより温暖です。穏やかなティレニア海に面した地中海性気候で降雨量がぐっと減るので、成熟度の高いブドウを栽培するのに向いています。何よりもブドウがレーズンのように過熟せずに済むのは、ティレニア海から日中吹き抜ける涼しい海風のおかげです。

さらに、土壌にも秘密があります。「サッシカイア」はトスカーナの方言で「小石の多い場所」を意味します。実際、砂利を中心とする土壌で形成されており、水はけが良い土壌を好むカベルネ・ソーヴィニヨンには最適地となっているのです。専門家の間で、ボルドーよりも「より安定的な」テロワールと形容されるのはそのためです。

二つ目にモダンで衛生的な醸造工程です。ステンレス製タンクでの発酵後、マセレーションは9~15日間、フレンチオークの小樽で24ヶ月寝かしました。うち約30%は新樽です。いまでは珍しくないフレンチオークの使用ですが、当時、イタリアではクロアチアのスラヴォニア・オークが主流だったので周囲は非常に強いインパクトを受けました。

ボルゲリDOCの誕生

ボルゲリ風景

「Vino da TabolaがDOC、DOCGワインよりも高値で売れている。」

このような状況に最も不満を持ったのは誰でしょうか。それは法律をつくった役人たちです。

そしてついに1994年にはこれまでVino da Tabolaだったボルゲリの赤をDOCに昇格させることを取り決めました。もちろんブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種の使用を規定したものでした。

それにしてもDOCGまで昇格させなかったというところが、イタリア政府のメンツを保ちたいという気持ちとちょっとしたプライドのようなものが垣間見えますね。

次々と誕生したスーパータスカン

サッシカイア」の成功は目を見張るものだったので、1970年代を境にそれを真似て、つぎつぎと新しいワインを造る生産者が登場しました。

例えばアンティノリは、サンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンを少量ブレンドして「ティニャネロ」を1971年にリリース。またカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにサンジョヴェーゼをブレンドしたワインも「ソライア」として販売し始めたのです。

それ以外にもフレスコバルディの造る「ルーチェ」なども耳にしたことがあるのではないでしょうか。







アンティノリは、14世紀よりイタリアのワイン史に足跡を残す、トスカーナの偉大な名門ワインメーカーです。 その歴史は、1385年、ジョバンニ=ディ・ピエロ・アンティノリがフィレンツェのワイン醸造家組合に加盟したことに始まります。


この組合の統合理念は家族経営によるワイン造りと、その価値や伝統を長きに渡って守ること。アンティノリもまた、創業より家族経営を貫き、26代目現当主ピエロ・アンティノリ侯爵と3人の愛娘アルビエラ、アレグラ、アレッシア(写真)によって、ファミリーの思いが受け継がれています。


名門と呼ばれるアンティノリの名声を築いた彼らのフラッグシップワイン、ティニャネロとソライアはイタリアワインの歴史を変えたスーパータスカンの先駆けとして知られています。 


アンティノリは長い伝統の中でクオリティの向上に努め、あくなき挑戦を続け、ボルドーブレンドのワイン、グアド・アル・タッソをはじめトスカーナに数多くのエステートを所有、さらにウンブリアのカステッロ・デラ・サラ、ピエモンテのプルノット、プーリアのトルマレスカ・ロンバルディアのモンテニーザなど、イタリア全土でバラエティに富んだ上質なワインを生みだしています。


 イタリア最大規模のラインナップを誇るアンティノリ。まさにイタリアワインの伝統と歴史を牽引してきた、イタリアのトップワインメーカーです。





はるか14世紀より家族経営を貫き、イタリアワイン界の頂点に君臨し続けているアンティノリ。 その名声の立役者が、現在も当主を努める26代目ピエロ・アンティノリ侯爵です。


彼は、1966年に当主に就任し、世界にブームを巻き起こしイタリアワインの歴史を変えたスーパータスカンの先駆けとして知られる、ティニャネロ、ソライアを生み出しました。


またピエロ氏はイタリア各地に"その土地のスペシャリスト" と言うべき個性を備えた、数々の素晴らしいワイナリーを購入。


そのうちの一つであるウンブリア州の白ワイン、チェルヴァロ・デラ・サラはイタリア白ワインの歴史を覆した逸品として知られ、イタリアワインを語る上で最も重要なワイン評論誌ガンベロ・ロッソの最高評価トレ・ビッキエリを23度も受賞しています。


そんなピエロ氏は、1986年にイギリスの有名ワイン評価誌デキャンタにて「マン・オブ・ザ・イヤー」を獲得して以来、数々のタイトルを獲得し、現代イタリアワイン界に功績を残した偉大な人物として、その地位を不動のものにしています。



そしてピエロ氏の情熱はいま、3人の愛娘に引き継がれ、アンティノリは更なる進化を続けています。  2010年には、一家の故郷であるトスカーナに大規模なワイナリーを新設。環境に配慮したサスティナブルなコンセプトで自然を活かしながら、ショップや図書館なども併設した巨大な施設は、単なる醸造施設とは一線を画す存在感で、イタリアワイン界の未来をリードするアンティノリの象徴となるでしょう。


オリビーノ  グラスワイン一杯から
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