生の東山クンも登場!映画『MAKOTO』試写会に行ってきました! | 走る映画王の日記!(2005年映画&ワイン激闘編)

生の東山クンも登場!映画『MAKOTO』試写会に行ってきました!

 先日も述べましたが、今月はホラー冬の陣の様相!
 この『MAKOTO』と公開したばかりの『着信アリ2』、もうすぐ公開の『THE JUON』と3本がぶつかります。さあ結果はいかに・・・?

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
世は韓流ブーム。ヨン様、四天王だの隆盛の中で、なんとなんと往年のアイドル少年隊の東山クンが舞台挨拶で登場!
 というわけで我がローカル熊本では、芸能人はただでさえ珍しいもので。
チケット交換が始まる夕方3時にははやくも50人ほどの行列が並んでました!

 はや開演いざ舞台挨拶が始まり、東山クン登場とともにオバ様方の黄色い声援が…
 一緒に行ったカミさんも目の前2m先を通り過ぎていったので、さすがに興奮状態!

 しかし、彼もはやくも30ン歳、コメントも場慣れというかオヤジギャグも交えての約20分、同年代の自分としては彼のオーラを感じつつも時代の移り変わりを感じてしまいました!

No.10『MAKOTO』(2005年松竹)
 <監督>君塚良一
 <出演>東山紀之、和久井映見、哀川翔、室井滋 他

人間が死ぬ瞬間に誰かに伝えられなかった想いがあったなら。そして、誰かが代弁して伝えてくれるなら

 そんな疑問が発想になったのがこの映画であり、そんな特殊な能力を持ったのがこの映画の主人公・真言(東山紀之)である。
 彼は想いを残して死んだ人間の霊体が見える、想いが伝わるという特殊な能力を持っているのであるのだが…
 彼は検死官という立場柄、色々な人々(霊体)と出会う。
 まだ幼い子供であったり、若い女性、そして半年前に亡くなった実の妻(和久井映見)の霊体とも出会う(一緒に生活している様なものかな)のだが・・・

 劇中、真言は様々な疑問を抱きつつも妻が最後に伝えられなかった想い(ダイイングメッセージ)を知る為に、妻の過去を探っていくのだが…果たしてその真相は?
 泣けるホラーと謳っているだけあって、霊の登場シーンも多いのだが全体に押さえ気味だし、随所に泣けるエピソードが織り込まれて良し。

 東山クンも映画出演はアイドル時代依頼かな?演技はともかくその妻を亡くした男の切なさと寂しさを旨く醸し出してくれています。
 妻で幽霊役の和久井映見ちゃんもセリフ少なめですが、演技力でカバーって感じだし、脇も“Mr.Vシネマ”哀川翔と室井滋のベテラン陣とまずまずの布陣です不足なし。

 ひとこと言わせてもらえば泣きのエピソードを盛り込み過ぎてる感じもありますがラストに向けての謎解きは解り易くすんなりと入り込めました。
 
 ラストシーンは観る価値あるかな、夫婦っていいなぁと思ってもらえると思います。胸が熱くなっちゃいました!
 個人的な印象、映画『らせん』と『黄泉がえり』をプラスしたような映画に仕上がってま~す。

 それとホラー対決の結果は次回に持ち越し!

 <評価>☆☆☆

 今日の余談
1.この映画の原作は郷田マモラさんの『MAKOTO』です。
ドラマにもなった『きらきらひかる』の姉妹作です、興味ある方はBOOK OFFにGO!
 映画の中のエピソードにも数年前にオンエアされた『きらきらひかる』ドラマSPと同じエピソードが出てきます。監督の君塚さん結構、思い入れあるのかなぁ・・・

2.主題歌は河口恭吾クンの『夢の真ん中』
 ちょうど一年前の『桜』につづくヒットになるか!僕個人的にはエンディングで聞いて又、好きになりました。ヒットして欲しいな!