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wine-gin、乳がん闘病中。がんばりたいけどそれがけっこう難しい。

乳がんが見つかって思うこと、迷うこと、考えること。

リンパ液がやっと落ち着きました。

昨日の診察日、自分でも「あれ、あまりたまってない」と思っていたけれど。

先生も触診して

「よし、あとは周りにがんばってもらおう」

「抜いてあげるとまた続いてしまうから」

と。

 

一晩明けて、あれ、量が減ってるー。楽になった!

という感じ。

どうやら、ダダ漏れからまわりで吸収に切り替わってくれたようです。

5週間かかったー。

 

放射線治療はあいかわらず私にとってはストレスフル。

今日は、唯一なんとも思わず治療してもらえる技師さんと、

初めて見る新人のような頼りなげな技師さん。

その人に教えながら、説明しながら、で、初めから「うー」とじりじりする感じがあった。

 

なんだかいつもより時間がかかってる、

いつもと違う音がする、

いつまでたっても技師さんが戻ってこない、

そういえばあんな分厚い扉の中にひとりなんだ(今日初めて、前の人の治療中で閉まっている扉を見た)

 

って思ったら。

 

案の定、過呼吸発作を起こしてしまった。

聞こえるのかどうだかわからなかったけどとにかく「すいません!」と声を出して。

幸いすぐに返事があって技師さんたちが入って来た。

 

もうぼろぼろ。

過呼吸起こすと、涙もぼろぼろ出てくる。

 

いつもと違くて不安になったことを伝えたらそこで初めて、

今日は確認のための写真もとるから時間がかかること、

新人に説明しながらで時間がかかってしまったこと、

事前に伝えなくて申し訳なかった、

と言ってくれた。

 

そうだよ、患者はいつも不安なんだよ。

あなたたちにとっては、何回も何回も繰り返しのことだろうけど。

こっちはただでさえなんでもかんでも不安で不安で、

先生やスタッフが何を言ってくれたって根っこは不安なんだ。

 

と、自分のいっぱいいっぱいな不安や怒りを実感して。

ちょっと驚いた。

 

はぁ疲れた。

自分で思っているよりもずーっと弱気なんだなー。

 

閉所恐怖、二酸化炭素に過敏、はCTでもMRIでも伝えていたけれど。

メンタル不調が重なると余計に出やすい。

ということを自覚して、ちゃんと伝えていくようにしよう。

 

 

 

先週の水曜から放射線治療。

今日が4回目。

 

私にとっては、けっこうきつい。

メンタル的な意味で。

 

検査でCTを取るときって、技師さんは男性でも、女性の看護師さんがいてくれてた。

でも、放射線治療のためのCTを取った時は、男性の技師ふたり。

なんとなく嫌だった。

その後の治療も、当たり前のように男性の技師ふたり。

4人でローテーションしているといっていたけれど、全員男性。

 

ただでさえ、放射線治療室は地下で隔離されていて薄暗い。

もちろん、放射線を扱うからコンクリートで囲まれている空間じゃないといけないことはわかっている。

だけどだけど。

あまりに気が滅入る。

 

技師さんはプロフェッショナルなことはわかっている。

ただただ、治療に必要な範囲で触ったり近づいたりしていることはわかっている。

触る前にはきちんと声もかけてくれるし、気を使ってくれていることもわかる。

だけどだけど。

私は本当に嫌なんです。

両胸をばーんと全部出さないといけないことも、

両腕をバンザイしたかっこうで、胸も脇も全部さらしてじっとしていないといけないことも、

技師さんの息がわかるくらい近づかれてマークを書かれたり、定規を当てて測られることも。

 

いろんな副作用は後半に出ると言われていたのが、

2回めからもう、赤くなったりひりひりしたり、気持ち悪くなったりというのもショックし、これからのことが不安でしかたない。

 

でもそれよりなにより、毎回毎回、

男性の技師さん2人とこれを繰り返すのかと思うと、もはや屈辱のような気さえしてくる。

 

わかっています。

専門職の人になんて失礼なことを感じているのだろうということは。

 

だけど本当に嫌なのです。

嫌で嫌で気持ち悪くてしかたなくて、今日はついに治療中に涙が出てしまった。

 

乗り切れるのだろうか。

だって、どうしようもないことだもの。

ここの病院には男性の技師しかいないのだし、

ここはとてつもない田舎で近くに他の病院はないのだし。

別に、治療を中断するような副作用が出ているわけではないのだし。

 

だから余計に暗澹とするのかもしれないけど。

 

そしてリンパ液はあいかわらずのペースで溜まり続けている。

なんで?

いつになったら減るの?

 

命に関わる訳でもないことを気にしてばかり。

暇なのがいけないのかもしれない。

9日の受診。

 

外科でまたもやリンパ液を抜いてもらってから、初の放射線科受診。

水曜に抜ききれなかったので、主治医の先生、エコーで場所を確認して、

「よし、ここからいこう」って。

えいえい、とぷよぷよのあたりを押して、

引いて(スポイトみたいに吸引してる、たぶん)、

久しぶりにもとの大きさの右胸になりました。

身体も軽い。

先生からも、やりきった清々しさが感じられました。

 

ま。

2日たった今日はすでにまた溜まり始めてるけど・・。

リンパ管ー。

もっとがんばって閉じてー。

でも、閉じてきたのか、追加で出してもらった利尿剤が効いているのか、

速度は落ちてきた気がします。

 

外科が終わったら、放射線科へ。

放射線科の先生は、おっとりとした年配の男性でした。

優しい・・。

何度も何度も同じ説明して、何度も何度も同じ質問をされているでしょうに・・。

ゆっくりと、私の目を見て、やさしーい表情で説明をしてくれました。

 

その後、技師さん2人で、CTを撮りつつ、マークのシール貼り。

水で貼るシール。

基準になるところを貼って、実際に治療が始まる日にまた改めてやるとのこと。

どちらも男性だったので一瞬ひるみましたが、

丁寧で中性的な雰囲気で、逐一説明しながら進めてくれるので安心しました。

 

ラジオ体操の出席カードみたいのをもらいました。

毎日のことだから、それで管理するとのこと。

ちょっと懐かしい感じ。

 

私、長風呂なので・・。

もう一部、取れちゃった・・・。

ごめん、技師さん・・。

水曜までは到底もたないかも・・・。

 

かなり日焼けに弱いのでもちろん肌のことは心配だけど。

頻度は低いと言われつつ、どんな副作用が出るかはわからないし。

外科の先生も「こまめに見ていくからね」って診察頻度は変わらず会えるし。

なんとかやりきりたい。

 

今日も。

脇下のぷよぷよ(リンパ液)を抜いてもらいました。

前回の経験から、痛くない処置なことはわかっているのに。

横になっているのに目の前がくらくらするほど緊張。ガチガチ。

えぇ、全く痛くありませんでした。

 

術側の乳房上部が固くちょっと痛くて気になっていたのだけれど、

それは内部で縫った箇所だそうで。

まだまだ回復途中で、身体はがんばっているのですよね。

 

抗がん剤や手術直後の大変さに比べたら、

今はなんてことないって思っていると思っていたのに。

なんとなく食欲が戻らなくて痩せてきた自覚はあったけれど。

病気のことを知らせている人たちだって、

手術終わってよかったねーって、もはや普通に話してくるし。

 

だから特に弱音は吐かなかったのに。

何も言っていないのに、先生がとても優しく励ましてくれて、自分でも謎なくらい涙が溢れてしまった。

ぼろぼろ泣いてしまいました。

「今まだつらいよなぁ。絶対にだんだん楽になるから」

「治療は続くからもうちょっとがんばって食べてみて」

と、やさしーいまなざしでお話してくれました。

 

手術が終わったからって、実は治療は全然終わっていなくて。

むしろ今は抗がん剤も何も入っていないから、ちょっとした変化にも「まさか再発したんじゃ」とか、

「どうしたんだろう、どうしてこうなんだろう、なんだろう」ってびくびくしていて。

心配で不安で、な毎日なんだった。

 

来週から始まる放射線治療だって、不安。

まだまだ傷口やその周りに気を使って生活しているのに、この上なにかあったらって。

どうしたって考えてしまう。

 

思いっきり伸びができないことにもやもやする。

ちょっと腕をのばして力を入れただけで痛くて、はっとする。

もちろん動くようになってきているけれど。

可動域は8割方、戻せたと思うけれど。

 

でもでも、は果てしない。

 

 

 

リンパ液。

先週木曜にちゅーっと抜いてもらったばかりなのに。

昨日あたりからたぷたぷです。

脇の下、右胸の上部。

たぷたぷっていうか、固く感じるほど。

 

確かに主治医先生が

「また溜まっちゃうと思うんだよなー。」と言って、外来を早めの水曜にしてくれていましたが。

あと2日、苦しくならずに過ごせるかなぁ。

 

落ち着いて考えたら、まだ術後2週間ちょっと。

表面の傷はふさがったけれど(もちろん生々しく赤いけれど)、

体内はまだまだなのだなぁと実感する。

1日4,5回、保湿クリームを塗るのも大変。

 

傷口、頭、注射痕、と3種類を塗り分けるのでお風呂上がりなんて忙しい。

 

そう!

毛、が生えてきた!

最後の化学療法(パクリタキセル)が12月25日で。

ちょど1ヶ月経過した頃からちらほらと。

この週末くらいからは、はっきりと毛になってきました。

 

と同時に。

まつげも眉毛も髪の毛も、今までかろうじて残っていたものがはらはらと抜ける。

世代交代なんだなぁとしみじみします。

 

まつげなぁ。

やっぱり何週間かはつけまつげかなぁ。

生えてきて入るけれど、1ミリにも満たず、私の技術ではマスカラも塗れないし・・。

 

爪も、根っこから1/3くらいは元の感じに戻りました。

ということは・・。あと2ヶ月くらいでもとに戻れるかな。

 

毎日毎日見たってそんなに伸びてこないけれど。

なんとなくしげしげと鏡を見てしまうこの頃。

 

それにしても前髪と頭頂部。

いろんな方のブログやネットの記事で知ってはいたけれど、ぜんぜん伸びない。

襟足や耳の上なんかはもう2センチ位伸びているのに。

前髪&頭頂部は1ミリ、2ミリ。

こんなに差があるなんて・・・。

いつになったらウィッグを外せるのだろう。

けっこう気持ちが落ちてしまう。

 

結局最後はネクラになりました・・

朝起きたら、手術傷の近くの脇から胸の上までぷよぷよというかぱつぱつというか。

明らかになにかが溜まっていた。

洋服の上からも、シルエットが変わったのがわかるほど。

 

お昼ごはんは友人と約束をしていたのでなんとか行ったけれど。

腫れが気になって、夜あまり眠れなかったことや、

右胸から脇が重くて張ってることで、だんだん気分が悪くなってきて。

 

結局、午後に外来に電話。

ほっておいて明日の外来でもいいのか、少しでも早く行ったほうがいいのか聞きたくて・・と。

「来られそうだったら来てもらいたい」と言ってもらって、処置をしてもらいました。

 

「これはつらかったねー」

「抜いちゃおう、抜いちゃおう」

って、先生も看護師さんも言ってくれて、一気にほっとしました。

 

あいかわらず「痛いですか?」ってびくびくしていたら

「うん、もう始まってるよ」って。

いつの間にかなにかで小さな穴かなにかを開けられていました・・。

かなりなにかが出ている気配。

水音がどんどん。

延々と。

 

すっかり軽くなりました。

術後、2ヶ月くらい、リンパ管が閉じるまではどうしても溜まってしまうとのこと。

生活のしかたがどうこうでもなく、処置も痛くないことがわかって一安心。

 

でもまた溜まるんだなぁ。

しかたないけれども。

来週水曜の外来日まではなんとか持って欲しい。

 

リンパ管、がんばれー。

がんばって早く閉じてー。

 

19日に右胸温存手術+リンパ郭清。

5泊6日の入院で帰宅。

 

術後一週間の外来では、問題なかったけど。

おとといくらいから、右胸というか脇というかが腫れている、気がする。

いや確実に腫れぼったい。

左胸(健側)の2倍な感じ。

ぷよぷよしているかも。

もしかして、なにか溜まってしまったかな・・。

リハビリーってやたらめったら動かしたからかな・・。

あさってにはまた外来だし、ちょっとおとなしく過ごしてみようか、と迷いつつ過ごしているところ。

 

久しぶりに、仕事の専門書を読んだ。

巷で話題の

 

つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。

 

一般の人も対象にかかれている本だから、するすると読み終わり。

そうそう、そういえば、スキーマ療法も持っているのだった、と思い出して。

少し読み始めたけれど、さすがにこちらは専門書。

がんばれないー。

 

仕事についてから、こんなに長く休むのはもちろん初めて。

離れてみると、怖い仕事をしていたなぁ・・と感じる。

戻れるのかなぁ。

 

放射線治療は2月中旬からに決まった。

髪の毛はちょぼちょぼ生えてきたけれど、いつになったら生えそろうことやら、

というか生えそろうまでのほうが断然みすぼらしいよね・・って気が重くなる。

まつげや眉毛は未だに抜け続けているし、手足のムダ毛も生えてこない。

手のしびれだって、だんだん強くなっているような・・。

 

やっぱり抗がん剤は恐ろしい。

もちろん、よく効いたことは良かったけれど。

犠牲があまりに大きい。

 

そろそろ病理の結果が出るらしい。

こわいなぁ・・。

 

 

 

 

あっという間に年末。

 

25日にウィークリー6回目のパクリタキセル。

その前の週からじわじわ、手先、足先に痺れを感じていました。

 

6回目投与後、みるみる範囲が広がり、痺れも強くなり。

これ以上強い痺れが続くのは嫌。

食器を落としたり、そもそもなにかをしようという気持ちになれない。

トラマールなんてぜんぜん効かないし。

 

いや、少しは効いてますよ。

それは認める。

でもなくなりはしない。

ずっと痺れはある。

手の親指先に至っては痛い。

 

「腫瘍はすごく小さくなった。小さくなったら手術、という治療法。

副作用をがまんしながら迷うよりも、手術、放射線、ホルモンと続くのだから次に進んでもいいかもしれない」

 

って、年末の診察で先生がお話してくれていたので。

そうしようと思う。

 

再発率がどうなのかとか、気にならないわけじゃない。

でもでも。

この痺れはないわ・・。

 

自分で決める。

自分のことだから。

という、あまりやってこなかったことを、病気になってから練習している気がします。

 

8月に病気がわかって。

それまでの自分と、内側も外側も変わってしまった。

やっぱりそれは悲しいし、なんで私ばっかり・・ってやっぱり思う。

共存していくしかないのだけれど。

 

今年の年の瀬は、人生初かもしれない1人の年末年始。

体力が落ちているからか、

人と一緒にいるためにはウィッグだのお化粧だの面倒だからか、

ねことごろごろ自由気ままは、思っていたより寂しくない。

 

そうか。

ひとりじゃなかった・・。

ねこさまと一緒だった・・。

 

 

今日は、ウィークリーパクリタキセルの6回目でした。

半分おわったー!!

 

年が明けたらあと6回。

で、FEC4クール+パクリタキセル12週の抗がん剤治療が終わる。

 

しかも、その後の手術、放射線、ホルモン療法、と続くことを考えると、

今十分に腫瘍が小さくなっているのでパクリタキセルは途中でやめて先へ進んでも良い、と。

先生のお話。

 

ひとまず、次回エコー検査をして、

結果と、今の副作用のつらさと、いろいろ天秤にかけて判断することになりました。

 

痺れがやっぱり出始めていて。

今くらいで推移するとしても、

耐えられなくはないけどずっとおつきあいするのは勘弁したい。

髪の毛だって早く生えてきて欲しい。

 

帰りがけに久しぶりのがん相談支援センターの看護師さんとお話できた。

がんばりましたねー。

って誉めてくれて、えへっってなりました。

ストレートに誉められると嬉しい。

 

そしてあれこれセンシティブな体の変化とかもお話できて、少し楽になりました。

暖かい雰囲気で聞いてくれるって本当にありがたい。

 

ゆうべ、やっと高校からの友人に病気のことを話した。

なんだか急に思い出して。

喋ってみようって思って。

 

しかもこの友達、医療関係のお仕事だった・・。

そんなことも忘れていて、

本当に自分のことで、自分の中でいっぱいいっぱいだったんだなぁって。

 

(手術で)取れるんだから良かったよー。

髪の毛はつらいよね・・。つやつやだったもんね・・。

生きていればこそだよー。

 

って。

言われる相手によっては「なにがわかるの!?」ってなっちゃいそうな言葉の数々も。

彼女の口から出ると、

「うん」

って素直に言える。

 

でもでも、って。

やっぱりってしつこくしつこく言ってしまうけど。

 

気づいたら長電話も長電話。

1時間半もたっていた。

 

びっくりしつつも、いつもの口調。

最後は結局、くだらない笑い話をして、おやすみを言って。

 

自分の元気な部分を思い出せた。

ゆっくり眠れました。