フランスお土産ワイン②:シャトー・レ・グランド・ミュライユ 2003
久々の投稿です。
暑い日が続いていますので、最近は赤ワインを飲む回数がメッキリ減っていますがこんな時期こそ「ボルドー」ってことで、本日はサンテミリオン グラン・クリュ「シャトー・レ・グランド・ミュライユ 2003」のご紹介。
生産国:フランス
地域 : ボルドー/サンテミリオン
格付け:グラン・クリュ
品種 : メルロー95%、カベルネ・フラン5%
アルコール度数 : 13.5%
フランスお土産ワインの2本目でボルドー市内のワインショップで購入してきたものです。
実はサンテミリオン観光をしてきたとき、クロ・フルテの畑のすぐ横に崩れかけた大きな壁があり写真を撮っていたのですが、ボルドー市内でその壁と同じものがエチケットになったワインがありました。
値段も35ユーロ(4000円弱)で2003年の熟成ものだったので即購入です!
後で調べて分かりましたが、「グランド・ミュライユ=大きな壁」でした。
サンテミリオン グラン・クリュは種類も多く栽培面積も少ないものが多いので、入手困難なものも沢山ありますが、掘り出し物も沢山あります。
そんな、シャトー・レ・グランド・ミュライユも1.6haの小さなシャトーですが、非常に素晴らしい味わいです。
香りはブラック・チェリー系に土っぽい感じですが一口飲んだ瞬間、絹のような舌触りと程よいタンニンが口いっぱいに広がり、体が持ち上がるような気分になります!
しかも、サンテミリオン 1erグラン・クリュ・クラッセBのクロ・フルテを彷彿とさせる味わい。
見えるイメージもかなり似ていて、クロ・フルテは「鳥の目線で上空高くから地上を見下ろしている感じ」ですが、レ・グランド・ミュライユは「地上スレスレをモーターパラグライダーで滑るように飛んでいく」イメージ!
飛行撮影家の矢野健夫が撮る絶景のように、今回はブドウ畑のすぐ上を飛んでいるように非常に気持ちの良いワインでした。
裕
クロ・フルテ[1998]
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