ここのところ、全国の同業他社の方々へのヒアリングで出張が続く。

大阪へ2度ほど日帰りで行って来ても、行きも帰りも新幹線でみっちりmtg

帰ってから当日中に報告をまとめてと、頭がぼーっとする感じだった。


先日は、一泊で福岡へ

こちらもかなり体力を使ったが、仕事も仕事の隙間も充実した。


初日の訪問先の方々に、地元の方々しか行かないモツ鍋屋さんを案内して頂いた。

いやぁ~っ、これが非常に美味しい。大満足だった。

その後は日付変更線を超えてホテルへ到着


翌日は別の企業へ9時30分に訪問だが、良く考えてみればいつもより睡眠時間を取れていた。

中間管理職MKの役年突入日記


帰りの福岡空港で、嬉しいことがあった。

先日の高校の同窓会をまとめて下さったTさんが福岡在住とのこと

わざわざ空港まで、Tさんのお母様の造っていらっしゃる明太子をお土産に持って来て下さった。

帰るまでのほんの30分程度だったが、少しお話ができて良かった。

高校時代は付き合いが全くなかったのだが、

こうして20年以上経って縁が生まれたのが嬉しい。


お土産に頂いた明太子 「きよ味や」さん

http://www.kiyomiya.mobi/
これから、贈答用にお願いしちゃおうと思ったり。


本当は可愛らしい帯がかかっていたのだが、外してしまった。。。

本当に素朴で美味しく、一切保存料や着色料を使ってない健康的な明太子

本当にありがとうございました。

また一つ、幸せの意味を知った出張であった。


中間管理職MKの役年突入日記


経営の力学―決断のための実感経営論/伊丹 敬之
¥1,680
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経営に関して、特に組織について、どういう力が働いているか?

という視点で色々と記述されている。


しかし、この本の最初の部分の定義が腹に落ちる。


「人は性善なれど弱し」


古代中国で性善説を唱えたのは孟子であった。

それに対して性悪説を唱えたのが荀子ということになっている。

孟子の性善説は

「すべての人は善人だ」という楽天的な意味では無く

「人には善の兆しが備わっている」という意味であるという。


荀子の性悪説もすべての人間の本質は悪である、という単純な性悪説ではなかった。

荀子は、人間は自然の欲望をもっている、

そのために努力をしないとついつい悪い面が出てくる、

それを出さないために学ぶことが重要

と言いたかったのであろう。

そして努力すれば、青は藍よりも青くなれる。


つまりは性善説も性悪説も、本質としては同じことを言っているのだろう。

つまりは、人は元々善なのか?悪なのか?という事を論争して、

どちらかのスタンスに立つのはあまり意味がないということではないだろうか?


ということで、この本では「性弱説」と呼んでいる。


人は善でありたいと思っているのだが、放っておけば欲望や誘惑に負けてしまうことがある。

もっと言えば、努力しないで安住を求めてしまう。

そういう弱いものであると考えるのが良いのだと思う。


この学びだけでもこの本を手にした価値が十分にあったな。

成果主義の特集だ。

成果主義といえば富士通が失敗として有名だが、

近年ホンダ等は成果主義で業績を伸ばしたという。


さてさて、その特集よりも目についたのが

リーダーの研究ということで、「マクドナルド」の例


藤田田というカリスマの後の経営者はやり難いだろうなぁ。

と思えば、現在の原田CEOの気合いが凄い

今回の特集は一読の価値はあると思う。

原田改革はかなり強烈で、しかも有無を言わさない。


「諦めない。絶対にやり抜く。その迫力たるや凄まじい。」


もう少し、マクドナルド研究してみようかな。


さてさて。そんな中で、我々にとっては耳の痛い一節があった。


嗜好の多様性、過剰なまでの品質要求。。。。。

マクドナルドに限らず日本の流通・外食産業は、

日本市場のこうした特殊性をあげつらい、

自らの高コスト構造や収益性の低さへの言い訳としてきた。


原田にはこう見えていた。

「日本は特殊だから」という正当化と、

「藤田さんが決めてくれる」という甘えは、

自らの努力不足に向き合わない弱さの表れに過ぎない。と。

原田は「グローバリゼーション」の嵐を社内に吹きあらすことで、

この弱さを払拭しようと試みたのだ。


およそ10年前にも似たような光景があった。

アップル日本法人の社長に就任した原田は記者会見の席上でこう言った。

「アップルの苦境は、ウィンドウズが原因では無い。不振の原因は全て社内にある。」


出来ない理由を求めて仮想外的を作り上げる様な社内風土では、

ブランド価値の向上は実現できない。

これが原田の変わらぬ信念だ。


ん~っ、流通・外食産業だけの話では無いな。

自社においてもかなり意味深い。

アメリカ先住民の宗教 (シリーズ世界の宗教)/ポーラ・R. ハーツ
¥2,310
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アメリカ先住民、つまりインディアン達の宗教というか

世界観(国境の世界では無く、世の中という意味)は、

古代日本のそれとそっくりだとつくづく思う。


先ずは、ホリゾンタル・ソサイエティ(横社会)ではなく、

ヴァーチカル・ソサイエティ(縦社会)だ。


つまり、周辺諸国の中の自分達という横社会における存在ではなく、

あの世とこの世と来世という様な、縦社会の中での自分達という存在

古代日本では、自分達は中つ国(天界と地界の間の自分)という。


確か、タイかどこかでも、ゾウが地球を支えている絵があるが、それと同じ。


そして、神様は一人ではなく多神教である。

石にも、木にも、水にも、山にも、あらゆるものは魂を持っており、そこに神様が宿っている。

つまり、多様性の受け入れと、自然崇拝


この考えが基本にあれば、今頃「環境」だとか「エコ」なんて言ってないで

もっと、自然と我々の文化が調和した世界だったことであろう。


いまこそ、我々日本人は、古代の日本人の世界観をもう一度見直す時期かもしれないな。


商品の詳細
The Panasonic Way 松下電器「再生」の論理 (PRESIDENT BOOKS) 長田 貴仁 (単行本 - 2006/1/28)

こちらも中小企業診断士Wさんからお借りしたもの。

松下電器は中村改革に焦点を当てた書籍だ。

中村改革についての僕の想いは、またいつか述べさせていただくとして、

この本で今の自分への学びとして気になったことをここでは触れようと思う。


「寡黙なリーダー」の論理的なメッセージ


寡黙な中村が松下電器をよい方向に導き、ステークホルダーから高い評価を得たのは、

選挙演説の様なパフォーマンスではなく、

インテリジェントでロジカルなメッセージが説得力に富んでいたからだと考える。


もし、あなたが、能弁な人でないとリーダーになれないと考えているとしたら、

知識うすきキャスターが流暢に話すテレビの経済ニュースに慣れ、

経営者を見る目を劣化させていないだろうか。

「話す技術」だけでは人を動かせない。


常日頃から思っている僕の信念に近い。

リーダーという存在は、単に人に好かれるだけではいけない。

(それも大切な要素なのだが。)

いくら、人に好かれて、人柄だけで組織を引っ張っても

きちんとした知識と、事実と、論理的な思考プロセスが無ければ

八甲田山の雪中行軍と同じ状況になるのだ。



松下グループ内の日本ビクターについての一節


JVC(日本ビクター)の進むべき道はニッチ化です。

ニッチというのは狭いけれども深いということです。

例えば、JVCはカーオーディオの分野ではヨーロッパのトップメーカーです。

この地域におけるJVCのブランド力は突出しています。

今後もJVCはハイエンドを狙っていきます。


ソニーもアイワというグループ企業を持っていた。

中南米では強いブランド力を発揮していたが、

同社の競争力は、高機能・高品質の日本製品にしては安いという割安感だった。

その結果、徐々にブランド価値を下げ、ブランドは残ったものの会社は無くなってしまった。


中村の「ハイエンド商品を出さないメーカーは消えていきます。」という発言を裏付ける出来事である。


山椒は小粒でピリリと辛い

体力のある巨大総合的な企業でない限り

このピリリと光るものをきちんと打ち出していく事が大切なんだと

改めて自分への学びだった。

いやいや、驚きの結果だった。スーパーライト級で行われた試合

2RパッキャオのKO勝利


リッキー・八トンと言えば、フロイド・メイウェザーJrに10RTKO負けしたとはいえ、

45勝1敗32KOの戦績で、

ジュニア・ウェルター級(スーパーライト級)時代は、あのコンスタンチン・チューにTKO勝利している。


ナチュラルなスーパーライト級で、その上のウェルター級のタイトルも獲得している。


一方のパッキャオは、ライト・フライ級からの選手

ライトフライ、フライ、スーパーフライ、バンタム、スーパーバンタム、フェザー、スーパーフェザー、ライト、スーパーライト

と、デビューから考えれば8階級も上のクラスでの試合だ。


体格差と戦績を考えれば、ハットンの勝利は十分に予想し得る。



しかし、しかし強すぎた!パッキャオが強すぎたのだ。


1R、早くもパッキャオの右フックのタイミングが絶妙だなと思っていた。

ハットンが左フックを振る瞬間に、パッキャオの右フックが顎を捉え、

ハットンがもんどりうって倒れる。

さほど強いパンチには見えなかったが、明らかなダメージだ。

その後ラウンド終了間際、モラレスを葬った様なストレートが決まり、ハットン2度目のダウン


2Rは、落ち着いたかに見えたが、ラウンド終盤に凄いワンパンチKOが待っていた。

パッキャオの左のフック気味ストレートが、カウンターとなってハットンのジョーを捉える。

そのまま気を失って一瞬万歳をしながらハットンが倒れて試合終了


凄いKOを見た。


パッキャオの強さはキャリア最初は踏み込みの良い左ストレートだったが、

現在ではフレディ・ローチ氏がトレーナーになって会得した右フックが鍵だと思う。

「マニラアイス」という良く分からないネーミングの右フックは最初の頃はぎこちなかったが

最近では、このパンチによる効果が大きい。


もう彼は東洋の英雄ではない。世界の英雄になった。

しかし、いつまで快進撃が続くのだろうか?

体格から考えれば、名だたる選手との対戦が続き

いつ負けてもおかしくないなと思っているのだが、

勝ち続けている。凄いなぁ。

GWだが、友人の勤める自動車産業等は強制的に25日から12連休なんてことになっている。

さて僕は29日から8連休だった、機会があって1000円高速道路の恩恵を受けて、

本州最北端の青森県へ行ってきた。


初めての、恐山も体験してきた。

日本三大霊場の一つと言われているが、他の霊場の高野山、比叡山と比べるとかなり得意な場所だ。


山をどんどん車で登っていくと、カルデラ湖に辿り着く

すると「三途の川」なんて書いてあるアーチの橋があったりして

いきなり丹波哲郎の大霊界といった感じだ。


拝観料一人500円也を支払い、門をくぐるとまぁ普通のお寺かな?

中間管理職MKの役年突入日記


そうそう、拝観料を支払う窓口の横には、霊場アイスなんて凄いものが売ってたりして。

合掌とか書いてあります。
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そんな観光地っぽい感じで、どんどん進んでいくと、エラくこわい感じになってました。

小さな10cmくらいのお地蔵さんが沢山あったり

風車がいたるところで回っていたり

何やら人の名前が書いた小さな石が沢山あったり

小石を沢山積んだものが沢山あって。。。


いやいや、カラスが良く似合いまして、

決してメジロとかルリビタキなんて野鳥は似合いません。


そしてとうとう、賽の河原なんてところに辿り着きました。

なんでも、奥には血の池地獄とかあったりして、、、。


中間管理職MKの役年突入日記

硫黄の臭いが立ち込めて、まぁとにかく雰囲気抜群に怖いところでした。

イタコの口寄せ実施中でした。


まぁ、恐山の為に青森へ行ったわけでは無いのですが、一番インパクトありました。

キヤノンのCSR戦略―理想を実現する「共生」の経営/佐久間 健
¥2,730
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こちらもまた中小企業診断士Wさんに御借りしたもの。

キャノンの企業理念としての「共生」について多く記されている。


現在の僕のプロジェクトでは、研究開発についてがテーマの一つとしてあるが、

キヤノンの研究開発5原則というものは凄い


①共生するために軍事目的の研究をしない。

②共生するために環境エコロジーに反する研究をしない。

③共生するために世の中に無かった技術ジャンル・商品ジャンルを作り出す。

④共生するためには他社の領域に踏み込まない。

⑤共生するために世界適地で研究開発活動し成果を上げた国で実用化する。


キヤノンの思想は、競争ではない。共生なのだ。

この5原則を見れば競争との違いが良く分かる。


また、ここで角倉素庵(すみのくらそあん)が安南貿易を行うに当たり

儒学を素庵に教えた藤原惺窩が慶長8年に与えた「舟中規約」という

貿易心得の5カ条が素晴らしい。

今から400年も前にこういう思想を持って貿易していた日本人に感銘を受けた。


要約すると


1 貿易は他人にも己にも利益をもたらすためのものである。他人に損を与えて利益を受けるものでは無い。利とは同義と一体のものである。


2 異国と日本は風俗や言語は異なっているが、天より授かった人間の本性においては何の相違もない。相手をあざけったりすることなく、心無い振る舞いによって日本の恥辱にならないようにしなければならない。異国にて仁徳に優れた人と出会ったら、父か師の様に敬い、その国のしきたりを学び慣習に従いなさい。


3 人間は全て兄弟である。まして同国人どうしならばなおさらである。危険、病、寒さや飢えに苦しむときはただちに助け合い、一人だけそこから逃れる様な事をしてはいけない。


4 人の物欲は限りないとはいえ、酒や色情はもっと恐ろしい。真の危険な場所は寝室や飲食の席にあるので、大いに慎まねばならない。


5 些細なことは別の文書に記すので、これを日夜身辺において反省の鏡としなさい。


こういう日本人の心を我々は見習い、大切にし、グローバルにおいて尊敬される存在になりたいものだ。

キヤノン式―高収益を生み出す和魂洋才経営 (日経ビジネス人文庫)
¥730
Amazon.co.jp
さてさて、書籍執筆の締め切りを考えるとお尻に火が付いている感じ。
中小企業診断士 Wさん http://d.hatena.ne.jp/shinwada/
が参考図書を数冊送って下さった。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。

さてさて、執筆の参考として読ませて頂いたのだが、

その目的とは別の部分で、今の僕のプロジェクトの現状を考えた時に

かなり刺激的な言葉に出会った。


御手洗が「社内全体にわたる共通の価値を表すのは技術では無い。カネだ。」

と言ったことだった。

キャノンは技術者が主力の会社だ。

キャノンの本体の課長以上の管理職は約2千人いるが、

そのうち8割は技術系出身者が占めるほど。

技術者は露骨な金の話を嫌う傾向がある。

「技術より利益」など技術者の神経を逆なでするような言葉を発する御手洗に接した当初、

「これはえらいことになった」と思った。


さて、この言葉をどうとらえるだろうか?

技術はいらないと言っているのではない。

しかし、何のための技術なのか?という部分を忘れてはいけない。

マーケティングが「顧客」を絶対にはずして考えてはいけないのと同じように。


今のプロジェクトの中でも

「そんなこと(経営における将来リスクのある事項)は、上の決めること。自分達の判断ではない。」

という言葉もでた。

上というのは経営陣や企画部門とすれば、

その方針と技術者の仕事が無関係ということは絶対にない。

技術があって経営が付いてくるのではない。

経営方針があってその目的にあった技術を開発するのではないだろうか?

日産ではビジョンと開発テーマには一貫性があるという。


さて、御手洗氏は次の様なことも言っている。


会社というのは従業員の生活の安定

株主への利益還元

社会への還元

そして、次の時代への先行投資

この4つが健全に行われなければ、会社が存在し続けられない。

この4つを実現するために何が必要か。

利益である。


その利益を生みだして4つを実現するための技術が大切なのだ。

ということなのだろう。


自分の好みや興味だけが大切であるのならば

企業という枠組みに存在するよりも、大学に残る方が正解だろう。

どんな理念があろうと志が高かろうと

利益が出なければ、会社は存続しえないということを技術者は忘れてはいけない。


中間管理職MKの役年突入日記

昨日の同窓会、懐かしさ、嬉しさ、楽しさ、切なさ、感傷、色々な気持ちが入り混じっていた。

その思いを脳裏に浮かべながら自宅でゆっくりとワインを味わうことにした。


今日は寒い一日だったので、しっかりとした重めのワインを選ぶ

アマローネ1999にしようかと思ったのだが、

何となくフランスの気分


モンペラが2004、2005、2006、2007と揃っていたので

じゃぁ、ということで2004を開けてみた。


グラスに注ぐと香りが高く、その香りを嗅いでいるだけで昨日の感傷と合わせて胸に来る。

プラムの香りの中に、青山フラワーマーケットのライフ・スタイル・ブーケを浸したような感じ。

味わいは思ったほど厚みは無く、大きなワインでは無かったが

香りだけで十分に満足できた。


僕は、ピノ系のミディアムボディの繊細なワインが好きだが

こういう寒い日はボルドー系のしっかりしたの良い

モンペラは安価な割には品質が良いのでお勧めだな。


先日購入した

マルセル・ラピエールのル・カンボン

ガメイ種で作ったワインだが、マルセル・ラピエールのそれは非常に繊細

もう少し落ち着いてから味わうとしよう。