新田次郎の新田義貞 | コリー・ファルコン・スコットのブログ

さてさて…今日の関東地方は夕方から広範囲で雨だそうで…東京は7週間連続で雨の月曜日になるのだとか…

 

まぁの…最近は豪雨災害の心配も大きいんだけどさ…雨が降るべき時に降らないと夏場の水不足が待っとるからの…

 

 

そうそう…先週、風邪で寝込んでいた時に30年ぶりくらいに新田次郎の「新田義貞」を読み返してみた…

 

新田次郎の歴史小説と云えば誰がなんと云おうと「武田信玄」なのだろうけれど…自分的には「新田義貞」の方を先に読んだし面白かった…

 

実際に執筆したのは「武田信玄」が1969年~1973年で、「新田義貞」が1978年…

 

物語のプロローグは義貞が誕生する直前に起こった日照り続きの水不足状況下で起こった新田氏領と足利氏一族の水争いなんだけど…

 

浅間山…

 

実際に新田氏領(群馬県)と足利氏領(栃木県)は隣あっていて…

 

建武の中興のほんの数年新田ー足利の軍事抗争に…農業用水の支配をめぐる数百年に及ぶ主導権争いを伏線として持ってくる手法は…

 

さすが気象学者としての新田次郎さんの矜持だと思う…

 

ところで…来年の大河ドラマは豊臣秀吉の弟、秀長が主人公だそうだけど…

 

この「新田義貞」には新田義貞と弟の脇屋義治、足利尊氏と弟の足利直義…それぞれのタッグの組み方が描かれているので…その辺を読み砕いていくのも興味深い本だ…

 

 

 

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