本屋さんに行って
自己啓発とかの本が並んでいるコーナーを見ると、
斎藤一人さんという方が書かれた本が並んでいることがあります。
斎藤一人さんという方は、
銀座まるかんという会社の創業者で
何年も連続して長者番付の1位になられた
大金持ちの方なんですね。
ご自身がとても成功されたためか、
その自分の経験をもとに
成功法則のようなものを人々に伝えておられて、
いろんな本とかも執筆されています。
その本のなかで斎藤さんは、
つぎのようなことを述べておられるんですね。
みなさん、道端で1円玉が落ちているのを見かけたときは
拾ったほうがいいよ。
というのも、
1円玉というのは子供で
そのお父さんとかお母さんとかにあたるのが
千円札とか1万円札とかいった高額紙幣なんだ。
みなさんが1円玉を拾ってあげると
自分の子供を助けていただいた、ということで
それらのお父さんとかお母さんとかである高額紙幣が
みなさんのところにお礼にやってくるんだよ。
だから、みなさんのところにはお札が集まることになって
みなさんがお金持ちになる
ということなんだ。
斎藤さんは、このようなことをおっしゃっているんですね。
なんとも不思議な話だなあ、なんて
自分はこのお話を読んだときに思いました。
このお話を信じているわけではありませんよ?
でも、斎藤さんがおっしゃるようなことが
もし本当にあるのだとすれば、
一見、なんの力もなさそうな1円玉には
じつは非常に大きな力が秘められているんだ、
ということになりそうですよね٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
(画像はGrok by xAIより)
ここが大切なポイントだと思うんですよ。
一見なんの力もなさそうな1円玉には
じつは大きなパワーが秘められている。
このことを認識することから
物事は動き始めるような気がするんですね。
斎藤さんは、
自分が1円玉を拾うときに
その大きなパワーのことをみなさんが考えるように
うながしています。
自分は思うのですが、
1円玉に大きなパワーが秘められているというのは、
自分が道端で1円玉を拾うようなとき、
つまり、1円玉を自分が受け取るようなとき
ばかりじゃなくて、
自分のほうから相手に1円玉を差し出すようなときにも、
じつは1円玉というのは大きな力を秘めているんじゃないだろうか。
そんなふうにも自分は思ったんですね。
たとえば、
コンビニとかスーパーには
募金箱が置かれていることがあります。
たいていは
中にいくばくかの小銭が入っていますが、
そこを通り過ぎる人のほとんどは
1円玉1枚でさえも
その中に投じることなく通り過ぎていきますよね。
たぶんなんですが、
そのように通り過ぎる人のほとんどは、
1円玉1枚を投じるなんていうのは
まったくなにもお金を入れないのと同じなんだ、
なので、そんな無駄なことをするくらいなら
なにもせずに通り過ぎたって同じことなんだよ、
なんて思っているのではないかと思うんですよ。
でも、大成功者の斎藤一人さんは、
それは違う、と言っているんですね。
一見、なんの価値もないような1円玉には、
じつはそのあとに続くような
大きな力が秘められている。
そのように、斎藤さんはおっしゃっているんです。
そのことを敷衍して考えるならば、
コンビニやスーパーの募金箱に
たった1枚の1円玉を投じるというのは、じつは、
まったくなんのお金も投じないということと
同じではないどころか、
大きな違いがあるということなんですよ。
みなさんはたぶんなんですが、
募金箱にお金を入れるなら十円玉とか百円玉とかを
入れないといけない、
それくらいを入れないで
1円玉を1枚入れるくらいなら
なんとなく気恥ずかしいし、バツの悪い思いをすることにもなるので、
なにもしないで通り過ぎよう。
そんなふうに思っているのではありませんか?
それは違う、と
大成功者の斎藤一人さんはおっしゃっているんですよ。
1円玉1枚には、大きな可能性が秘められているんです。
考えてみれば、1円玉というのは
十円玉とか百円玉、千円札とか1万円札とかとは違って
お金の最も小さな単位なんですよね。
言ってみれば、
いちばん基本になるお金の単位なんです。
なんだか、神秘的な力が1円玉1枚にはあるような
気がしてきませんか?
みなさんも、こころみに
これからコンビニとかスーパーの募金箱、
あるいは神社仏閣のお賽銭箱などで、
ほかの硬貨とかお札とかを出さないで
1円玉1枚だけを投じてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、