最近のテレビ番組って、

本当にどのチャンネルをつけても

食べ物のことばっかり放送していますよね。

 

 

大食い番組とか、グルメの特集とか、

人気の飲食店とか、海外のグルメとか。

 

 

よくもまあ、飽きずに

食事のことばっかり放送できるもんだと

あきれかえります。

 

 

昔はそんなこともなかったんですけどね。

 

 

テレビがまだ元気だった時代、

茶の間で家族そろってテレビを見ていたような時代、

その後、茶の間でそろって見ることはなくなっても

まだ、楽しい番組がたくさんあった時代。

 

 

そんな時代には、

食事のことだけじゃなくて

いろんな楽しい、ワクワクするような番組を

放送していたんですよ。

 

 

本当に、最近の食事のことばっかり放送するテレビは、

どんな視聴者を想定して

そんな番組ばっかりを作っているんでしょうか。

 

 

どちらかというと、

食べること、グルメ、食事に大きな関心を持っている人は

女性に多いですから、

女性のほうを向いている最近のテレビが

女性視聴者の受けをねらって

そういう食べ物番組ばかりを放送している、

ということは、言えるかもしれませんね。

 

 

食べ物のこと、グルメのことばかりを放送するようになった

最近のテレビが、

そのかわりにあまり放送しなくなったものって

なにか、ご存じですか?

 

 

それが、じつは

エッチな番組なんですよ。

 

 

昔は「時間ですよ」とかいう番組があって、

森光子さんでしたか、出演していらして

そのなかで、銭湯の女湯のシーンとかが頻出で

裸の若い女性がおっぱいをプルンプルンさせながら

出演していたりしたんですね。

 

 

ほかにも、志村けんのバカ殿様でも

裸の若い女性がおっぱいをプルンプルンさせながら

出演していましたし、

混浴露天風呂殺人事件、とかいうサスペンス番組でも

裸の若い女性がおっぱいをプルンプルンさせながら

出演していたものです。

 

 

それ以外にも、平成になってからもしばらくは、

ドキッ!女だらけの水泳大会とか、

ギルガメッシュナイトとか、おとなの絵本とか、

エッチな番組はたくさんあったんですね。

 

 

そういったエッチな番組を好むのは

主として男性が多いでしょうから、

そのころのテレビは男性のほうを向いていた、

ということが言えるかもしれません。

 

 

そして、テレビが男性のほうを向いていたその時代というのは、

テレビにまだ元気があった時代だったんですね。

 

 

ところが、2000年代になるころから

日本においてフェミニズムが猖獗を極めるようになり、

テレビからスケベがだんだんと

駆逐されていくようになったんですよ。

 

 

そうしてテレビからはだんだんとスケベがなくなっていき、

それとともにテレビはだんだんと元気を失っていき、

テレビが面白くなくなった男性たちは

だんだんとネットのほうに移動していって

そこでスケベを楽しむようになり。

 

 

男性がいなくなって女性しか残らなくなったテレビは

必然的に女性のほうだけを向いた番組制作をするようになり、

そのためテレビからは

女性があまり好まないスケベはなくなっていくかわりに

女性が好むグルメはたくさん放送されるように

なっていったんですね。

 

 

そのように、

テレビは女性のほうだけを向いた番組制作をするようになって、

テレビをよく見るのは女性だけになってしまったのですが、

それでテレビが盛り上がるのか、というと

そういうわけでもなく。。

 

 

女性だけが残ったテレビはどんどん元気を失って

ジリ貧になるいっぽう、

男性がたくさん流入したネットのほうは

どんどんと盛り上がっていくという、

そういう現象が、

いま日本で見られているというわけなんです。