バカとブスこそ東大に行け!というのは、

漫画のドラゴン桜で有名になったセリフですよね。

 

 

ドラゴン桜というのは、平成時代にヒットした漫画で、

主人公の教師、桜木が

出来の悪い生徒たちをあつめて

しごきまくって東大に合格させようという

そんな漫画だったと思います。

 

 

この漫画はちゃんと読んだことがないので

適当な感想です。

 

 

この桜木とかいう髭面の教師の決めゼリフが、

「バカとブスこそ東大に行け!」

というものだったんですね。

 

 

バカはふつう、脳みそがないので

東大に合格することはむずかしいでしょうし、

ブスがたくさん東大に入ってきても

東大の男子学生としては、あまりうれしくはないでしょう。

 

 

そういう意味で、

この「バカとブスこそ東大に行け!」というセリフは、

意表をついたものだったんですね。

 

 

考えてみると、

男性と女性で、望ましいと考えられている資質は

すこし異なっているんですよ。

 

 

男性は、賢いほうが望ましいんです。

 

 

というのも、賢い男性は

むずかしい試験を突破して有名大学へ進学し、

一流企業に入社して、

その頭脳を遺憾なく発揮して出世競争にも打ち勝ち、

高収入を得るようになる、と考えられているからなんですね。

 

 

なので、男性は賢いほうがよく、

バカでは困るんです。

 

 

いっぽうで女性はどうかというと、

女性はそんなに賢いことは必要ではなくて、

それよりもむしろ、美貌があるほうが

世の中をうまく渡っていける可能性が高くなるんですよ。

 

 

いまも昔も、女性が好んで読む少女漫画では

恋愛とか結婚とかが永遠のテーマですし、

ゼクシイなどの結婚情報誌を思わず手に取ってしまうのも

女性なんですね。

 

 

自分自身が医者とか弁護士になるよりも

医者とか弁護士の旦那をつかまえたほうが効率がいい、

と考えて実行するのが女性であり、

そういう恋愛とか結婚の場で成功するためには

女性には美貌があったほうがいい、

ということになります。

 

 

ということは、まとめると、

男性は賢いほうがいいし、女性は美貌があったほうがいい、

ということになるんですね。

 

 

なので、男性のバカ、女性のブス、というのは

そういうことからすると、

救いようがないということになってしまい、

だからこそドラゴン桜でも

「バカとブスこそ」というのが

決めゼリフになったんだろうと思います。

 

 

さて、ドラゴン桜ではそのように

「バカとブスこそ東大に行け!」ということだったんですが、

最近は、

「バカとブスこそ芸能界に行け!」と言ってもよさそうな状況が

なんだか生じてきているようにも思うんですよね。

 

 

とくに、

男性のバカはどうかは知らないのですが、

女性のブスというのが最近

芸能界に大挙してやってきているような、

そんな印象があるんですよ。

 

 

以前のテレビ番組であれば、

80年代の女性アイドル全盛時代から、

90年代のJポップの女性歌手、

そして、21世紀になってからの

AKBグループとか坂道グループの活躍に代表されるように、

顔のキレイな、つまり、美貌を備えた女性たちが

たくさん出演していたものでした。

 

 

というよりも、テレビというところはそもそも、

映りがよくてナンボの世界ですから、

男性も女性も、カッコいい人、キレイな人が

出演しやすいところだったんですよね。

 

 

ところが、最近になって、

その状況が少し変わってきたように思うんですよ。

 

 

男性はあいかわらず、

イケメンとかジャニーズ系の美形男子が

番組にもCMにもたくさん出演しているのですが、

女性についていえば、

ブサイクがだんだんと出演を増やすようになってきたんですね。

 

 

テレビを見ていて気付きませんか?

 

 

いわゆる、女芸人枠とか、ママタレ枠とかで

けっこうな数のブサイクさんたちが

出演するようになってきているんですよ。

 

 

これは、男性でも女性でも基本的には

美形を出演させることが多かった

従来のテレビ番組のあり方からは

大きく逸脱するものなんですよね。

 

 

これが、単純に

テレビが美形をだんだんと出演させなくなって

男性も女性もブサイクさんを出演させるようになったのなら

まだわかるんですが、

そうではなくて、

男性についてはますますイケメンを登場させるようになる一方で、

女性についてはどんどんとブサイクを

出演させるようになってきているんですよ。

 

 

本当に摩訶不思議な現象ですよね。

 

 

自分が思うに、その原因として1つ考えられるのは、

テレビ番組の視聴者層が最近変化しつつあるということが

あるんじゃないかな、と思うんです。

 

 

最近、インターネットがだんだんと隆盛に向かうにつれて、

男性はますますネットのほうを見るようになり、

あんまりテレビを見なくなりつつあるんですね。

 

 

現在でも性懲りなくテレビを見続けているのは、

どちらかというと女性のほうが多いんですよ。

 

 

視聴者に女性が多いので、番組制作側としては

イケメンを多数出演させることによって

メイン視聴者である女性に喜んでもらおうと

するわけなんですね。

 

 

いっぽうで、テレビの視聴者には男性が少なくなっているので、

キレイな女性を出演させて男性視聴者の歓心を買う必要は

あんまりなくなってきているんです。

 

 

さらに言えば、

ブサイクな女性が出演しているのを見ると、

女性視聴者は、自分よりもブサイクなのがこの世界には存在するんだ、

ということを確認できて、

なんだか安心するんですよね。

 

 

そういうわけで、テレビは最近、

ブサイクな女性をたくさん出演させているんだろうと

自分は思います。

 

 

以上が、

最近のテレビ番組にどうして

イケメンの男性が多数出演していて、キレイな女性はあまりいなくて、

ブサイクな女性がたくさん出演しているのか、

ということについての、

自分なりの考察の1つです。

 

 

でも、さらに深く考えてみると、

じつはこの最近のテレビの傾向には、

もっと深遠な狙いが秘められているようにも思うんですよね。

 

 

最近、世の中のひとびとは

だんだんと結婚しなくなりつつあります。

 

 

とくに、男性で結婚しないひとは急増していて、

国立社会保障人口問題研究所の調査によると

2020年の段階で、

男性の生涯未婚率は28.3%にもなっている

ようなんですよ。

 

 

近いうちに、男性で一生涯結婚しないひとは

3割を超えてきそうな勢いなんですね。

 

 

これは、世の中としては困ったことです。

 

 

なんとかして、男性に結婚に前向きになってもらわないと

いけない。

 

 

そんなときに、

男性がいわゆる「面食い」だと、

ちょっと困ったことになるんですよね。

 

 

面食いというのは、

顔がカッコいい、キレイな異性をより好む

人たちのことを指します。

 

 

面食いの男性というのは、

顔のキレイな女性を好む男性のことなんですね。

 

 

もし、面食いの男性が世の中にたくさん増えてしまうと、

彼らは、世の中にたくさん存在する

普通の容貌の女性とか、ちょっと容貌のよろしくない女性とかには

満足できないので、

彼女たちと恋愛とか結婚とかをしようとはしないで、

もっと美人はいねがー、美人はいねがー、と言いながら

結婚を控えるようになってしまう可能性があるんですよ。

 

 

そうなってしまうと、男性はますます結婚しなくなるので、

世の中ではどんどんと非婚化がすすんでしまうことに

なりますよね。

 

 

そうなると困るわけです。

 

 

いや、正確にいうと、困るひとたちがいる、

ということなんですね。

 

 

そこで彼らはどうするか、というと

男性の要求水準を下げよう、と画策するわけなんですよ。

 

 

美人をたくさん男性の目に触れさせれば、

男性はそれを当然と思って

美醜の判定基準が厳しくなり、

いわば「目が肥えた」状態になってしまって、

ちょっとやそっとの美人には振り向かなくなり、

ましてや普通の容貌の女性とか、容貌のよろしくない女性とかには

まったく食指を動かさないようになって、

その結果、男性が恋愛とか結婚とかを

しなくなってしまうんですね。

 

 

それでは困る。

 

 

というわけで、

男性の目にはできるだけ美人を見せないようにして、

反対に、できるだけ男性にブサイクな女性をたくさん見せることで、

男性たちに、これが世の中の標準なのだ、と

錯覚させ、それによって

男性たちが普通の容貌の女性、ブサイクな女性とも

恋愛や結婚をしよう、という気になるようにさせ、

もって、世の中の非婚化の傾向に

歯止めをかけようとするわけなんですね。

 

 

このような狙いを秘めているので、

最近のテレビ番組には

ブサイクな女性がたくさん出演するようになっているんじゃないか、

なんて、自分は邪推するわけなんですよ。

 

 

テレビに出演しているブサイクな女性たちを

男性視聴者にたくさん見せることによって、

男性の美醜の判定基準をゆるくして、

男性たちが美人ばっかりを追いかけないようにして、

非婚化問題を解決しようとしているんですね。

 

 

でも、そんなことは

男性にとってはどうでもいいことだと

自分は思うんです。

 

 

そんな狙いがあるのかなんだか知らないけれど、

男性はもっともっと

自分たちの欲求に忠実に

美人ばっかりを追いかけていいと

自分なんかは思うんですよ。

 

 

実際、自分の場合でいうと

テレビ番組が異常なまでにブサイクな女性たちを

出演させるようになってからというもの、

テレビはほとんど見なくなりました。

 

 

たまにテレビを見ることがあっても、

ブサイクな女性が画面に映るとすぐに

視線をそらしますし、

チャンネルを変えたり、

テレビの電源を切ったりします。

 

 

そのいっぽうで、

パソコンとかでAIのつくった

若くて美しい女性のエッチな画像とかを

これでもか、というほど

たくさん見るようにしているんですよ。

 

 

非婚化問題の解決のために

男性たちになんとかして美人を見せないように

画策している連中にとっては、

若くて美しい女性のエッチな画像を無限に量産してくる

AIなんかは

本当に目の上のたんこぶ、といった感じじゃないでしょうか。

 

 

だからこそ、最近のマスコミはやたらと

生成AIの危険性、とかいったタイトルをつけて

生成AIを敵視するような報道とかも

していますよね。

 

 

でも、そんなマスコミに合わせて

美しいものに対する自分の欲求を抑える必要なんて

これっぽっちもないというものなんですよね。

 

 

男性は、AIの力も利用して

どんどんと美人を視界に入れたらいいんです。

 

 

これは戦いですよ。