富士山が大噴火するんじゃないか。

 

 

そんな可能性が心配されているようなんですね。

 

 

富士山というのは、

現在でも現役バリバリの火山らしいです。

 

 

決して、

もう噴火する可能性のなくなった火山では

ないんですよね。

 

 

そんな富士山が、前回噴火したのは

江戸時代のこと。

 

 

いまから300年くらい前のことなんです。

 

 

そのときから300年くらいたった現在というのは、

期間的にみると、

もういつ噴火してもおかしくないような

時期になっているんですね。

 

 

富士山が噴火すると、

首都圏などにも甚大な被害がでるようです。

 

 

最近の報道によると、

政府がその被害を試算していたらしくて、

それによると、なんでも

首都圏人口の6割くらいには

なかなか物資が届かないような

状況になってしまうらしいんですね。

 

 

しかも、その状況にそなえて

対策をするといっても、

なかなか根本的に解決できるような

対応策もないらしいです。

 

 

つまり、富士山大噴火というのは、

発生してしまうとすごい被害がでることが確実で、

それに対して対策もあんまりない、

ということなんですね。

 

 

となると、わたしたちにできるのは、

富士山が大噴火なんかしないように

ひたすら祈ることくらいです。

 

 

その点で考えてみると、

昔の人の姿勢というのは

見習うべきところもあると思うんですよ。

 

 

昔のひとは、

この世界の自然現象の背後には

神様とか、天とかいった存在があると考えていて、

自然災害が起こらないようにお祈りもし、

無事に祈りが届いて

実際に自然災害が避けられたときなんかは

神とか天とかに感謝もしたんでしょう?

 

 

最近では、

あんまり誰もそんなことはしなくなりましたよね。

 

 

せいぜい、初詣のときとかに神社仏閣に行って

お賽銭を入れながらお願いごとをするくらいなものです。

 

 

簡単に言うと、

お賽銭のかわりに願い事を叶えてくれるはずだ、という、

なんだか神様をATMかなにかのように

考えるようになっちゃったんですね。

 

 

罰当たりもいいところですよ。

 

 

ちなみに、

西洋ではキリスト教の神様とか、

神様とされる存在はただ1つであって、

それは人間とははっきりと異なる存在なわけですが、

東洋では、

人間なんだけれど神様のような超能力を持った存在、

というのが考えられることがありました。

 

 

たとえば、中国の

仙人とか、聖人とかですね。

 

 

そういった特殊な能力を持つ超人も、もしかしたら、

自然災害を防ぐことができるような

特殊な力を備えているかもしれないですよね。

 

 

神様と、

人間でありながらも神様のような能力をそなえた神人。

 

 

そのいずれもが、もしかしたら

自然災害を防ぐような力を秘めている、ということになると、

なんとかして彼らのご機嫌をとって

無事に自然災害を回避してもらわないといけません。

 

 

とくに、

この現代社会にもまぎれて存在しているかもしれない

神人を、

怒らせたりはしないほうがいいと思うんです。

 

 

なんとかして、彼ら神人が不機嫌になるようなことは避け、

彼ら神人に満足してもらうようにする。

 

 

普通に考えれば、

富士山大噴火を回避するいちばん有効な方法は、

それでしょう。