物価の上昇が続いています。

 

 

インフレは世界各国を襲っていて、

日本は欧米ほどひどくはないのですが、

それでもいろんな商品やサービスが値上がりしているようです。

 

 

このように、いろんなものの値段が上がってくると、

じつは、

海賊版漫画サイトの利用にも影響が及んでくるんじゃないか、

という懸念があるのですね。

 

 

というのも、モノやサービスの値段が上がるインフレというのは、

じつは、1人1人の購買力を下げてしまう

効果があるからなんですね。

 

 

おなじ1000円を持っていても、

モノやサービスの値段が上がってしまうインフレ下においては、

その1000円で買えるモノとかサービスが

減ってしまうんです。

 

 

となると、消費者はふつう、どうするのかといえば、

無駄なものを買わないようにしたり、

できるだけ支出を切り詰めたり、

といったことを考えるようになりますよね。

 

 

そういった消費者の行動が、じつは、

漫画本の購入とか海賊版漫画サイトの利用にも

影響を及ぼしてくる可能性があるんですよ。

 

 

モノとかサービスの値段がそんなに高くなくて、

自分の購買力も十分だ、というような認識を消費者が持っていれば、

消費者には心理的な余裕がありますから、

書店で漫画本でも買おうかな、

なんて気分にもなってくれたりするんですね。

 

 

ところが、インフレでモノやサービスの値段が上がって、

自分の購買力も十分ではないようになってくると、

だんだん心理的な余裕がなくなって、せちがらくなってきて、

少しでもお金を使わないで済ますことができる分野はないか、

なんて、探し回るようになるんですよね。

 

 

そうなってくると、当然、

書店で漫画本を買おう、なんていう心理的な余裕は消え失せてしまい、

ズルいことだけど海賊版漫画サイトで漫画を読んでやろう、

なんていう邪悪な心が芽生えてきても、

不思議ではないんですよ。

 

 

漫画を描いている作者のかた、それを出版している出版社のかたには、

なんともいらだたしい現状だと思いますが、

このように、インフレによってモノやサービスの値段が上がってくると、

ひとを海賊版漫画サイトの利用へと駆り立ててしまう

可能性があるということなんですね。