先日、男性国会議員が女子大生とパパ活をしていたことを

週刊誌によって暴露されてしまう、ということがあり、

その国会議員には各方面から批判の声があがっているようです。

 

 

パパ活ということじたいが、

一般的に言って買うほうも売るほうも

あまりほめられるものではなく、

そのうえ、買っていたのが国会議員という、

ひとびとのお手本にならないといけないような職業のひとだったことで、

騒ぎが大きくなっているようなんですね。

 

 

パパ活、風俗遊び、セクハラ、性犯罪といったものは、

広くとらえると、

性的なハレンチ行為、といった分類ができそうです。

 

 

そして、この性的なハレンチ行為については、

国会議員とか医師や弁護士、教師とか警察官とかいったような、

高い道徳心が求められて、

ひとびとのお手本になるような行動が期待されているひとが

おこなった場合、

強い非難が寄せられて醜聞になってしまうことが

よくあるんですよね。

 

 

そういったことがあると、ひとは、

ああ、やっぱり性的なハレンチ行為はよくないんだ、

パパ活なんかしないほうがいいんだな、

と思うかもしれません。

 

 

けれど、よく考えてみると、

どうしてパパ活をしたことがニュースになってしまうほどの

醜聞になるかといえば、それは、

パパ活をした、という事実にプラスして、

パパ活をしたのが国会議員という

高い道徳性を求められるような職に就いているひとだった、

ということがあるんですね。

 

 

考えてみればわかることなんですが、

もしかりに、

パパ活をしたのがそのへんのなんということもない

タダの冴えないおっさんだったら、

ニュースになるような醜聞にはなっていないわけなんです。

 

 

そんなおっさんがパパ活をしたところで、

ああ、そんなおっさんならやりそうだな、

くらいで終わってしまうでしょう?

 

 

パパ活をしたのが国会議員とかの

いわゆる名士だからこそ、

そのパパ活をしたという事実は意外でもあり、

衝撃をもって受け止められ、

強い非難を向けられる醜聞になるわけなんですね。

 

 

簡単にいうと、

①国会議員とか教師、医師、弁護士、警察官のように

 ひとびとの模範にならないといけないような職についている

ということと、

②パパ活をした

ということは、

「混ぜるな危険!!」

なんですよ。

 

 

①だけとか、②だけとかなら、

じつはほとんど問題にはならないのです。

 

 

つまり、①だけというのは、

国会議員とか教師、医師、弁護士、警察官のような職についていて、

パパ活はしない、

という場合です。

 

この場合は、問題にはなりません。

 

 

そして、②だけというのは、

パパ活をしたけれど、べつにひとびとの模範にならないといけないような

職にはついていない、

という場合です。

 

この場合も、問題にはならないのです。

 

 

混ぜるな危険!!

というフレーズを出しましたが、

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな!!」

というフレーズもぴったりくるのではないでしょうか。

 

 

お酒を飲んだら危険だから車の運転はやめておきましょう、

もし車の運転をするんだったら、お酒は飲まないでおきましょう、

ということですね。

 

 

これをパパ活にあてはめて言うなら、

国会議員や教師、医師、弁護士、警察官のような

お堅い、ひとびとの模範にならないといけないような

職に就いたのなら、

性的なハレンチ行為はやめておきましょう、

ということであり、

もしかりに、性的なハレンチ行為を存分に楽しみたいなら、

国会議員や教師、医師、弁護士、警察官のような

お堅い職につくのはやめておきましょう、

ということなんです。

 

 

いついかなるときでも、

道徳的に正しくなければいけない、

人の模範になるように自分を律しないといけない、

なんてわけではないのです。

 

 

自分が、パパ活なんかを楽しみたいなあ、

ハレンチ行為をしたいなあ、なんて思うことが強くて、

自分の中にエッチな傾向が強いと認識している男性は、

露見によって容易に失脚につながるような

お堅い職は避けたほうがよさそうだ、

ということです。