広河内岳に泊まってみた 1日目 | Windyの気まぐれ山歩

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 山歩きのはなし

 奈良田までは 今年の3月に中部横断自動車道が富沢ICまで開通して 少し便利になった

 

 北アルプスを予定していたが てんくら予報がCだったので Bの南アルプスにした

 3年前広河内岳に寄った時に 「ここから南へ延びる県境尾根もいずれは歩いてみたくなった」と書いていたが  今回広河内岳から笹山の稜線を歩いてみることにした

 どちら周りにするかは前夜まで考えたが 厳しそうなところを先にということで 右回りにした

 1日で回るには時間がかかるので 稜線のどこかでテン泊するつもりだった

 

 奈良田のバス停横で車中泊し 9月1日5:27出発

 水は5リットル持って上がった

 

奈良田湖に架かるつり橋を渡る

 

長いがそんなに揺れない

 

登山道に入ると 送水管の上までは管理のための手すりが付けてある

初めは急で 大汗をかいた

 

いい感じの登山道

 

1603P

休憩してパンを食べていると 笹山ピストンという男性が抜いて行った

もう少し上でトレラン男性1人にも抜かれた

 

樹林帯を歩くのであまり展望はないが 時折見える

農鳥岳

 

鳳凰三山

 

秩父山地

 

2256P

 

庭園の散策路のよう

 

2560Pあたりから山頂方向

 

 このあたりで 夫婦と思われる2人が休んでいた

 稜線は風が強いので 縦走は止めて撤退したとのことだった

 笹山ピストンの男性も 稜線は風が強いと言っていた

 

笹山三角点峰11:13着

三角点を探したが見当たらなかった

小広いが周りに木があるので あまり展望はない

風もそれほど強くなかった

笹山までの登山道は 特に迷うようなところはなかったが 木にザックが挟まるようなところがあった

ここから伝付峠に向けて踏み跡はあるが 難路とのことなので歩くことは無いかな

 

 パンを食べて笹山北峰へ向かう

 

笹山北峰は360度の展望

西風がそれなりに強い

向こうの山は 2年前に歩いた蝙蝠岳 塩見岳

 

左に笊ヶ岳 右に荒川岳

 

東に雲をかぶった富士山

 

山頂の雲が取れた塩見岳

 

ハイマツが覆いかぶさり 根っこで歩きにくい

 

南アルプスは2700mあたりが森林限界で このあたりからは高木が無くなる

 

ウラシマツツジが赤くなり始め

 

楽しい岩稜歩きもある

 

白河内岳への登りで4羽のライチョウ親子

 

 白河内岳山頂手前で 北岳山荘からの単独男性とすれ違う

 農鳥岳まではすごい風とのことだった

 

白河内岳山頂

ここも360度の展望

風がそれなりに強くなった

 

広河内岳 農鳥岳方向

 

北アルプス遠望

 

コゴメグサとイワツメクサ

 

大籠岳山頂は緩いピーク

 

少し歩いて 池ノ沢池を見下ろす

あそこを歩くことはあるのだろうか

 

広河内岳への登り

 

広河内岳2895m山頂14:40着

ガスで展望は無くなった

 

 どこでテン泊するか考えながら歩いていたが 時間的に早かったので広河内岳まで来てしまった

 山頂のすぐ手前に 1張り分の石で囲まれたテン場があったので そこにテントを張ることにした

 風は相変わらず強いので テントを張るのに苦労した

 フライシートは張らなかった 

 

夕食を作っていると ライチョウ親子がテントの前に現れた

 

 このあとガスは晴れず 日の入りは見られなかった

 風はずっと強く 中に居ないとテントが飛んでいきそうなくらいの突風も吹いた

 

 山と渓谷の8月号には この稜線は迷いやすいというようなことを書いていたが 随所にテープやマークがあった