二ノ岳-高森-瓶ヶ森-子持権現山 | Windyの気まぐれ山歩

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 山歩きのはなし

 恒例の春の四国山行

 5年ぶりに石鎚山系へ行った


 シラサ避難小屋に泊まることを軸に 地図を見ながら行程を考えた

 二ノ岳や高森は聞いたこともなかったが 時間的に廻れそうだったので 1日目の行程に組み入れた



 入野PAで車中泊し 6時過ぎに石鎚温泉の京屋の駐車場に到着

 ロープウェイの始発便は7:40なので 出発準備をしている人がいる


朝食 トイレなどを済ませ6:51に出発


西之川まで歩いて左折し 大宮橋を渡る

大宮橋は昭和2年架けられ 土木遺産になっているとのこと


東之川に向かっているとユキモチソウが点々と


左の階段が登山口

道路を少し進んだ右手に瓶ヶ森登山口がある


廃屋の反対側に滝への進入路がある


御樽(おたる)の滝

なかなかきれいな滝

登山道から往復で5分位


廃屋の間を登って行く


前田峠

奥が高森方向

石仏には明治30年と刻まれていた


 荷物をデポして二ノ岳へ向かう

 踏み跡はまずまずある


山頂手前にヤマシャクヤクの群生地があった

雨上がりの後 まだ日が照っていないので 花は開いていなかった


二ノ岳山頂

展望はない


 前田峠まで戻り 高森へ向かう

 山と高原地図に熟達者コースと書かれているとおり クマザサが繁っているところや急登箇所があった

 標高が上がるとアケボノツツジが多く見られるようになった


1369P(陰地山)山腹のアケボノツツジ

菖蒲峠からの稜線に出たところ

荷物をデポして高森へ向かう


ここを越えていく


アケボノツツジは見頃


1369Pの向こうに瓶ヶ森があるが雲がかかっている


高森山頂

ここも展望はない


 引き返して瓶ヶ森へ向かう


1369Pの下りで 注連縄が架けられた木があった

説明も何もなかったので どういう謂れがあるのかわからない


菖蒲峠

石仏の上から下りてきた


荒れた作業道を歩いていると正面に瓶ヶ森が見えた


石鎚山も見えたが頂上付近は雲の中


やっと晴れた瓶ヶ森の山頂を見ると白くなっている


 作業道の途中から1480m稜線に向け山の斜面に取り付く

 道標はなく 作業道が下りにかかるあたりから テープを頼りに見当をつけて登って行った

荒れ気味だが 踏み跡ははっきりしている道をササ漕ぎをしながら瓶ヶ森へ向かう


やっと氷見二千石原に出て石鎚山を見る



瓶ヶ森への分岐


瓶ヶ森ヒュッテは廃屋になっている


ササが牧草ならスイスのような風景

ここで 出発してから初めて人と会った


瓶ヶ森山頂(女山)14:03着


霧氷はまだ落ち切らずに残っていた


歩いてきた方向を見る


男山に向かっていると見たことない生き物が

シコクハコネサンショウウオというらしい



霧氷


男山の祠


女山を振り返る


瓶ヶ森林道の瓶ヶ森登山口

ここにあるトイレに寄ったおばあさんは 冬のように寒いと言っていた


縦走路を子守権現山へ向かう


落ちた樹氷が雪のように積もっている


子持権現山の基部から見上げる

以前石鎚山から笹ヶ峰まで1泊で縦走した時はパスしていたので 今回は登ってみたかった


 登り始めると とても怖くなった

 ビレイはなく 鎖(?)につかまってよじ登って行くだけなので 手が離れるととても助からない
 何度かやめようと思ったが なんとか登りきれた

 石鎚山の鎖場よりはるかに怖かった


山頂からの眺めはとてもいい


瓶ヶ森方向


これから向かうシラサ峠方向


 下りもビビりながらやっと降りて シラサ峠へ向かう


ここにも満開のアケボノツツジがあった


山荘シラサ

野営場は山荘の左手で トイレの水道が使える


山荘の右手を入って 3分ほどでシラサ避難小屋に着いた(16:10)

まきストーブ トイレはあるが水道は出ない

この日の宿泊者は5人だった


 アケボノツツジも今年は早い