ヒトの間違いにはすぐ気づくスナイパー | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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ヒトの間違いにはすぐ気づき、そして鋭く指摘するので、爆笑中国語のメンバーからは「スナイパー」と呼ばれておりますw。先日の読書会でも、『三体』の日本語版に訳ミスを見つけてしまいました。




でも人間は誰でもミスを犯すもの。出版されている翻訳書籍や公開済みの映画でも、翻訳ミスはいくらでもありますね。私もかなり有名な映画で、全く逆の意味に訳されていた翻訳字幕に遭遇したことがあります。


ということもあるので、しっかり語学頑張って、原文でわかるようになるのがやっぱり一番!と思ったりするのでした。


今回の読書会では、『三体』、日本語版も単行本と文庫本で訳が違ってる、ということも発見しました。「先谢谢了」をQさんが「先にお礼を言っとく」という訳をしてたのでたまりはすごく気になったんですが(他の人はみんな気にならないと言ってたが私は絶対しない訳)、単行本の日本語版でも「先にお礼を言っておく」だったそう。でも私が持ってる文庫版では「ありがとう、くれぐれもよろしく」でした。


オリジナルの簡体字版、台湾での語彙に翻訳されている繁体字版、だいぶ修正が加えられている英語版、それを基(もと)に翻訳された日本語版(単行本)、今年出された文庫本、5種類を細かく比べながら少しづつ読み進めています。


中国語そのものは難しくはないけど、物理学関連語彙や抽象的表現も多いSFの世界観、などには苦労してます。でも相変わらず毎回どこかで爆笑の起こる、とても楽しい読書会です。