香港映画『叔・叔suk suk』DVDで鑑賞、さすがの太保! | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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先日台湾で買ってきたDVD『叔・叔suk suk』見ました。



2019年の香港映画で、金馬奨で5部門にノミネートされた話題作。日本でも2021年の第29回レインボー・リール東京 〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜で上映されています⬇️



ずっと見たかった映画でした。本当の自分を隠して生きてくるしかなかった初老の男性2人。彼らの恋を中心に、同性愛者の「老後」という重い社会問題も主要なテーマになっています。


太保さん出演の主な映画は『悲情城市』から『父の初七日』までほぼほぼ見ていますが、この映画、新境地と言ってもいいと思います。さすがの演技です。


大切な「家庭」と、何十年も押し殺してきた「本当の自分」。どちらかを選ぶことはどちらかを捨てること。ただの「浮気」とはやっぱり全然違う


死んだ後天国で再会するのにどこを探せばいいかわからない...。阿海の言葉が胸を打ちます。