扶□脬(phôo lān-pha/ぽーらんぱー)ゴマをする | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語は研究中、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、そして台湾文学について語り尽くします

久しぶりにシモ系スラング。それも生殖器系。以前もチラッと書いたけど、この前また大好きな台湾映画『海角七号』を見ていたらズバッと出てたのでもう一回。

台湾語のスラングで、発音は phôo lān-pha(ぽーらんぱー)。へつらう、ゴマをするという意味。辞書に載ってる漢字は

 扶□脬(phôo lān-pha/ぽーらんぱー)
 へつらう、ゴマをする
 (lānの漢字がどうしても出ない)

映画やドラマの字幕でよく見るのは「捧懶趴」。中国語読みで「pěng lǎn 」となる、まあ、一つの音訳だ(「捧」は意訳でもある)。

 捧懶趴(pěng lǎn pā)
 へつらう、ゴマをする

漢字で書くと生々し過ぎるのか、ローマ字でを使って「捧LP」と書かれることもある。

『海角七号』のどこで出てくるかと言うと、始まって40分前後、バンドの練習が始まったとこあたり。原住民のお酒を売るセールスマン、マラサンが、町議会の代表(議長みたいなものかな。アガのお母さんの彼氏でもある)に、他のホテルにも口をきいてくれないかと頼むとこ。

ヘコヘコ頼み込むマラサンに対して代表が

少年人,有志氣一點!
不要一天到晚為了賺錢去捧人LP
(若者よ、もう少し気概を持ちなさい
 一日中金儲けのためにゴマすりまくってちゃだめだよ。)

【上記は映画の字幕。発音は台湾語。訳はたまり♪】

うーむ、生々しい。ちなみにらんぱーが何かを知りたい方はコチラを。書いとらんやないかい!と頭に来た方は、コチラを↓↓