A咖/咖很大/遜咖/爛咖 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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2015年5月に書いた記事を加筆訂正しました!

台湾の人気ドラマ『A咖的路』の「咖(kā)」とはなんぞや。という話です。


A咖」というのは、Aランク、主役級、大物クラス・・・といった意味。で、この「咖(kāl」は台湾語が起源ですが、中国ドラマ『中国式関係』でも使われてたから、すでに海を超えて使われている模様。


以前は自信満々で、台湾語で役柄、配役を表すことば「角色(kak-sik/かっしっ)」、主役,、主要人物のことを表す「主角(tsú-kak/ずーかっ」の「(kak/かっ」が「咖」の起源と思っていましたが、


その後『台語原來是這樣』で「A咖」の「咖」の語源は「(kha)」だという説明も読み、確かにこちらが音も近いし、説得力あると思ったりもしてしています。


使い方としては色々な使われ方をします。



A咖(A-kā)➡

Aランク、主役級、重要人物


大咖(dàkātuākha)

➡大御所、ボス級


咖很大!(kā hěn dà!) ➡

ビッグさハンパねー

※「〜很大」の言い方も台湾華語独特の表現


遜咖(xùn kā)➡
まぬけなひと、実力のない人

 

爛咖(làn kā)➡

ダメダメな人


怪咖(guài kā)l

変なヤツ、変わり者