台湾映画(2004年~)何度も見た映画/泣いた映画等テーマ別 ベスト3 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾華語は研究中、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、そして台湾文学について語り尽くします

初めて台湾を訪れたのが2004年。そこからずーーーと台湾が好きで、台湾中心の生活が続いている。

基本的に2004年以降の台湾映画をここで一度総括、でもどれが一番好きかなんて決めるのはとっても難しい。ので、テーマごとにベスト1(~3)を決めてみよっかな。と思います。

1.何度も見た映画ベスト3
1位 ⇒ 『海角7号』(2008年)
何度見ても飽きない、この 『海角7号』。ファン・イーチェンが好き。音楽がいい。脇役の皆様がもうサイコー。台湾語の勉強にもばっちり。というわけで、数えてはいないが、確実に30回以上は見ている。もうマニアである。実は田中千絵さんの演技が苦手で、ともこのヒステリーの場面は耳をふさいで見たりいていたが、最近そこも克服し、楽しめるまでになってきたぞ。
 
2位 ⇒ 『カンフー・ダンク』(2008年)/『一頁台北(台北の朝、僕は恋をする)』(2012年)
前者は「ありえねーーーっ」ストーリーの純娯楽映画。でもテンポのいい流れ、構成で、気楽に楽しめる。なーんも考えたくないときにはもってこい。これも相当回数見てますな。でも飽きない。J・チョウの中国語聞き取りの練習にもいいよ(聞き取れねーーーーっ)。 

後者はこジャレた都会派映画。誠品書店、ファミマ、公園、MRTの駅、夜市、バイクでいっぱいの道路…。台北の一ページがセンスよく切り取られている。ストーリーも面白い!

3位 ⇒ 『悲情城市』(1989年)
台湾映画史上絶対にはずせない映画の一つ。でも1度見ただけではなかなか理解できないため、繰り返し見た。あちこちで見た。


2.泣いた映画ベスト3
1位 ⇒ 『不能没有你(あなた無しでは生きていけない)』(2009年)
台湾社会の格差問題に鋭く切り込んだ映画。そして父と娘の愛の物語。決して泣かせようとして作られているわけではないが、泣けた。とにかく泣けた。最後の方はもう号泣。最近一番泣いた映画かもしれない。(インド映画の『きっとうまくいく』と同じくらい)

2位 ⇒ 『明天記得愛上我(Will you still love me tomorrow?)』(2013年)
いい映画だった!心の中の深いところにひびいてきた。静かに涙が流れ続けた。止まらなかった。でも見終わったあと元気になれた。好きな映画部門(byたまり)でもかなりの上位。

3位 ⇒ 『候鳥來的季節』
家族の愛の物語。これも相当泣いたんだった。忘れてました!詳しくはまた前の記事を見てくださいね。


3.切ない恋愛&青春映画ベスト2
1位 ⇒ 『盛夏光年(花蓮の夏)』(2006年) マジ切なすぎる。ラブシーンが最高。

2位 ⇒ 『女朋友。男朋友』(2012年) 切なすぎて胸が苦しい。ホント苦しい。 (→前の記事

3位 ⇒ 『那些年,我們一起追的女孩(あの頃君を追いかけた)』(2011年) ライトなエンターテイメントだけど、自分の青春時代を思い出してやっぱり胸が切なくなった。


4.台湾の歴史をもっと知りたくなる映画ベスト3
1位 ⇒ 『悲情城市』(1989年) 228事件、白色テロ・・・。戦後初期の台湾で起きた政治事件を題材にした問題作。

2位 ⇒ 『セデック・バレ』(2011年) 霧社事件。日本統治時代の原住民の人たちの苦悩。

3位 ⇒ 『軍中楽園』(2014年) わたしはどちらかと言うと、台湾にもともといた「本省人」の人たち目線で台湾の苦難の歴史に目を向けてきた。「外省人」の人たちの苦悩について考えさせらる映画だった。見てよかった。


5.台湾の風俗習慣をもっと知りたくなる映画ベスト4
1位 ⇒ 『父後七日(父の初七日)』(2010年) →前の記事見てね

2位 ⇒ 『龍飛鳳舞』(2012年) →前の記事見てね

3位 ⇒ 『陣頭』(2012年) → 前の記事見てね 

4位 ⇒ 『媽祖廼台灣』(2014年)
俳優の任賢齊が実際に媽祖の祭りについて台湾を旅してゆくドキュメンタリー映画。面白かった!