それでも黙らないクレーマーたち
「そんなことは聞いていない!」
「謝恩会でやるべきものをなぜ卒園式でやるのか!」
飯山さんは、「参加しない」と、宣言したにもかかわらず、必ず練習場には現れて、黄見栄さんが何も言わないのを良いことに、
「どうせ、おれが傷害事件起こしたからなんでしょ〜。あれ?おれ邪魔か〜」
と、言いだして場の全体を凍りつかせ、それ自体を楽しむような言動を繰り返していました。
いつの間にか謝恩会係であった緑子さんは卒園式催しもの係も兼ね、クレーマー家族と黄見栄さん側との仲裁ばかりをするようになっていました。
つまり、クレーマーの攻撃対象は完全に、黄見栄さん夫婦に移行していたのです。
いじめの相手がころころ変わる女子中学生のいじめグループのような感じです。
それに対し、黄見栄さんは、クレーマー家族を決して表に立たないような面倒な役につけたり、露骨なダメ出しをみんなの前でやったり。
周りが「やばいやばい」と、固まってしまうような言葉を浴びせるのです。
なごやかな雰囲気はついぞ最後まで訪れませんでした。
まあ、そのおかげで、緑子さんは完全に蚊帳の外。
スケジュールや経費の管理だけをしっかりやっていれば大丈夫という立場におさまっていました。
そしてついに卒園式+謝恩会へ突入することとなるのです。
卒園式当日
そしてついに迎えた卒園式当日。
何事もなかったかのように当日を迎え、子どもたちへの催し物をやり遂げました。
読みながら涙を流すママ。
それを見ている子供たちも泣いていました。先生方ももらい泣きしています。
他の学年のママたちにはどう映ったのか?
ギクシャクしているように見えたのか、結束しているようにみえたのか。
とにかく、すべてをやりとげた。
終了後、クレーマー家族が、
「成功すると思ったんだよね~」
と、大声で自慢げに話していました。
飯山さんは、下級生の母親に囲まれて、
「提案者は自分なんですよ。うちの学年はまとまっているから!ぜひ卒園式のときにやるといいですよ。いい思い出になるから!」
と、はしゃぎまくっていました。(これホントですからね)
唯一の救いは子どもたちが自分たちのお父さんやお母さんの活躍を誇らしげに見ていてくれたこと。
あとは今晩行われる謝恩会のみです。
つづく
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自分の思いがしっかり相手に伝わらない。
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それが、原因のすべてと言っても過言ではありません。
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