卒園するころには、すべての保護者のこと、嫌いになってるよ
「いいわ。わかったわ。引き受けてやろうじゃないの。とことん、あの人たちと闘っ
てやろうじゃないの!」
そう息込んで、広報という仕事を引き受けることに決めた緑子さんでしたが、毎月の会報誌の作成や地域住民への挨拶回り(都心の公立保育園は住宅街にある場合が多いため、騒音に関するトラブルが絶えません。
運動会を休日には行えない。
学芸会を別の場所で行わなくてはならない。
など、地域住民との話し合いを行うのも父母会の仕事の一つ。
保育園の行事をお知らせしたり、保育園の内情を知ってもらうための見学会の案内状を送ったり、実に多くの仕事があるのです)など、仕事の量が半端なく多い。
ご主人と協力しあっても、どうしてもできないということがわかったのです。
(なるほど、これじゃあ誰もなりたがらないわけだな)
そこで、緑子さんは、初めての役員会で「やはり広報は無理です。時間の制約が比較的少ない係と変えてほしい」
と、提案をしました。
すると、イベントや謝恩会の企画・運営担当の係の女性が交代を申し出てきました。
その方は、
「謝恩会の係をやるくらいだったら広報のほうがいい。緑子さん、交代していただけますか?」
そう言うので、緑子さんは、快く引き受けることにしたのです。
と、いうのも、
「あれほど、ママ達は以前わたしに『パンジー会に入らなかったら謝恩会には出られない』と、言っていたはずなのに、パンジー会に入っていないわたし(あくまで”特例”で役員をやっている状態)が謝恩会の担当役員をやるなんて、逆におもしろいかも」
そう思ったのです。
結局は、
父母会が勝手につくったルールなんて、こうやって、自分たちの都合で簡単に変わるのです。
(だったら、謝恩会も自分の好きなようにやらせてもらおう)
緑子さんはそう考えて、気持ちを切り替えました。
当然のことながら、パンジー会に入会していない緑子さんが、謝恩会係になることに反対する人は誰一人としていませんでした。
だって、反対したら、自分がやらされるんですもんね。
だから、みんな口をつぐむんです。
結局、この程度のことなんです。
みんな、「子供のため、保育園のため」と、言いながら、自分の都合しか考えていない。
「子供のため、保育園のため」どうやって、自分に近い(友達じゃない)ママ友を利用しようか。
そんなママ友のために、思い悩み続けるなんて、バカらしいと思いませんか?
そのことに、どうぞ、気付いてください。
翌日、卒園した前年度の謝恩会係の方に引き継ぎでお話をうかがうと、その方は開口一番、こう言いました。
「謝恩会が終わる頃、すべての保護者のことを嫌いになっているから覚悟しといてね」
それに対し、緑子さんは、
「はい。わかります。わかります。もう覚悟はできています」
つづく
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