Chacott SWAN Soft E 24.5
ずっとポワントをはいていなかった。
去年発表会にひさしぶりに出たとき、履こうと思えば先生はOKを下さったと思う。
クラシック・バレエのレッスンを、私のように大人から始めた人にとって
「ポワント(トゥ・シューズ)のレッスンを受ける」というのは、夢でもありひとつの
マイルストーンでもある。
このピンクのサテンで作られたシューズは、それ自体が美しい形状をしている。
ダンサーにとっては、本当に大切なツール。
私には、さしずめ現代の纏足か、ガラスの靴か・・・(笑)
つま先の部分は、「ボックス」と呼ばれ、膠(にかわ)で貼り固めてあるのだ。
不思議なことに、バレエのレッスンをコツコツと重ねていくと
あるとき「より高く自分をエレベーションしたい」
という衝動に、自然に駆られるようになる。
自分の中心をより細く一本のピアノ線のように集めようと
バランスを探り、集中して身体を動かすうちに
かかとはルルヴェし
やがてさらに高く土踏まずが持ちあがって
ついにはつま先で立つようになる。
前回のクラスのとき、先生に
「一足用意はしておいて。」と、終わってレベランス
のときに声をかけられた。
「わかりました。今のワタシでは・・・ピケは大丈夫でも、
ライズ・アップ(ア・テールからルルヴェでポワント・特に片足)は
かなり苦しいと思います。」
「心配しなくていいわよ~。
アブナイと思ったら、すぐに脱ぎなさいと私が言うから。」と
先生は笑いながらおっしゃった。
新調したのは何年ぶりだろう。
以前は、Gamba93の細幅7を主に履いていた。
Chacottの渋谷の本店をのぞいてみたら
「今日はフィッティングのキャンペーンの日なんです」
ということで、リボンやゴムの縫いつけサービスだけではなく
ソールの外側の部分に、好みの模様のインゴット(刻印)とイニシャルまで
無料で入れてくれるそうだ。ラッキー♪
スタッフの方にサイズ合わせをお願いした。
周囲は、ママに連れられたジュニアちゃんたちばかりで
非常に気恥ずかしい。
幾つか試し履きをさせていただいたうち、
今回は一番感触が良かったのがChacottのSWAN。
色も私が好きなヨーロピアン・ピンクだったので一足購入。
刻印は「バラ」の模様を選んだ。
クローバーやリボンもとても可愛らしかったので、迷ってしまった。
私の足は左右で形状が違う。
右足は、親指から順番になだらかに長さが短くなってゆくが
左足はあまのじゃくなことに、親指より人差し指が若干長い。
左足を履くときは、ゼリーパッド・チューブを人差し指につけたり
使い古しのタイツを切ったものをひと巻きだけ隙間に入れたり
ちょっと工夫がいる。
向こう3カ月間は、膝や足首の様子をチェックしながら両手バーのときだけ
履いてみることにした。
発表会がもし、今年の後半にスタジオ・パフォーマンスであったとしたら
おそらく今回もポワントでは出ない。
膝が曲がっていたり、立ち切れていないポワントならば
いっそ舞台では履かないほうを
私は選んでしまうだろう。
その分、バレエ・シューズで努力して、踊りのひとつひとつの動きに
集中しながら楽しみたいと考えてしまうのだ。
とはいえ、レベルといえば本当にたかが知れている
程度のことではあるのだけれど。f(^-^;
渋谷の公園通りのショップを、ひさしぶりにあの白いシンプルな紙袋を
手にして出た。
気分は、少し高揚してせつな、十二分にしあわせなのはどうしてなのだろう。
これが、ポワントの魔力のひとつかもしれない。
ところで、ポワント=待ったなしのウェイト・コントロールが待ちうける。
私の身長は164cm。
怪我を防ぎ、筋力を落とさない妥協点は50kgがMax。
プロなら、この体重はありえない。
吹きさらしの寒風の中を帰宅して、こしらえたのは『湯どうふ』(爆)
両手バーの期間に、自分の身体全体の調整も心がけながら
夏を待つ。
今日の一曲
♪No More Lonely Nights - Paul McCartney♪
(You Tubeのリンクです)
windtalker minsuke 2009 去年のワタシは今頃こんなことをしてマシタ
2/6 http://ameblo.jp/windtalker2008/archive13-200902.html#main

