青森・秋田の保存蒸気機関車めぐりも最後の機関車となりました。9機目は鷹巣町米代児童公園に保存されているC11372です。
C11372
1947-1月:日本車輌名古屋製番1463 配属仙台局配置小牛田区
1951-4月:小牛田区
1955-1月:会津若松区
1959-4月:小牛田区
1969-9月:米沢区
1973-10月:弘前運転区
1974-3-25/月:阿仁合線SLさよなら列車牽引(阿仁合-鷹巣間)
1974-10月:鷹巣町米代児童公園にて保存
1947-1月:日本車輌名古屋製番1463 配属仙台局配置小牛田区
1951-4月:小牛田区
1955-1月:会津若松区
1959-4月:小牛田区
1969-9月:米沢区
1973-10月:弘前運転区
1974-3-25/月:阿仁合線SLさよなら列車牽引(阿仁合-鷹巣間)
1974-10月:鷹巣町米代児童公園にて保存
C11372は製造後一貫して東北地方で働いた機関車です。最後に阿仁合線SLさよなら列車を牽引した縁からここに保存されました。
地元の愛着のある機関車のはずですが、状態はあまり良くありませんでした。一番目立つのが前照灯および補助灯の欠落。ステーだけが残っていて痛々しいです。後照灯も取り付け部分が腐食し、外れかかっています。キャブまわりの状態も良くありません。窓は窓枠ごと無くなってアクリル板が張られています。キャブ外板も錆びて穴が開いています。外装がこんな有様なのでキャブ内の状態も良くありませんでした。
この機関車は地元ロータリークラブの創立10周年記念事業として保存され、創立40周年記念事業として2004年に整備されたと看板にありました。保存を継続していく意思はあるのでしょう。次回は徹底的な整備を施していただくと共に、ぜひ屋根の設置をお願いしたいものです。
※2016年10月9日訪問
※2016年新規訪問数 52機
※累計訪問数 449機
※2016年新規訪問数 52機
※累計訪問数 449機