青森・秋田の保存蒸気機関車めぐり2日目、7機目は弘南鉄道新里駅に保存されている48640です。
48640
1921-9月:汽車製造大阪製番519配属仙台局配置不明
1931-1月:会津若松区
1939-11月:盛岡区
1962-2月:秋田区
1965-11月:弘前運転区
1973-6月:廃車
1973-11月:鯵ヶ沢町役場にて保存
2011-11月:五能線活性化クラブの手により整備され弘南鉄道新里駅に移設保存
1921-9月:汽車製造大阪製番519配属仙台局配置不明
1931-1月:会津若松区
1939-11月:盛岡区
1962-2月:秋田区
1965-11月:弘前運転区
1973-6月:廃車
1973-11月:鯵ヶ沢町役場にて保存
2011-11月:五能線活性化クラブの手により整備され弘南鉄道新里駅に移設保存
とても状態の良いD51892訪問後弘南鉄道新里駅へ移動しました。そこで見た48640にはまさに絶句、天国から地獄へと突き落とされた感じです。
遠目からも状態の酷さは見て取れたのですが、機関車に近づくといきなりキャブ内から数百匹もの鳥の大群が飛び立ったのです。全国でたくさん状態の悪い機関車は見てきましたが、機関車が鳥の巣になっているのは初めてでした。そんな状況ですからキャブ内は悲惨な状態でした。いたるところに鳥の糞がこびりついているし、鳥が巣をつくろうとした草木が散乱しています。機関車の外観も腐食箇所多数、キャブの窓枠はアルミサッシ、部品も崩落寸前とすさまじいものでした。
元々鯵ヶ沢保存時に酷い状態に陥った48640は、解体の危機から救われこの場所に移転されました。それから5年、どうしてこんな状態になってしまったのでしょうか。五能線といえば8620。地元で働いた機関車がこの状態というのはあまりに可哀想です。
※2016年10月9日訪問
※2016年新規訪問数 50機
※累計訪問数 447機
※2016年新規訪問数 50機
※累計訪問数 447機