1190(河口湖自動車博物館) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

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全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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ご無沙汰しております。
仕事が忙しく全く休めていなかったのですが、ようやく少し落ち着きささやかな夏休みを取りました。同僚との旅行で山中湖へ。そして前から行ってみたかった河口湖自動車博物館を訪ねました。
ここは1年のうち8月の1ヶ月間だけしか開館していないという、とても訪問の難しい博物館なのです。自動車博物館といっても、自動車館と飛行機館の2つがあり、それぞれ別に入場料がかかります。今回は飛行機館を見学し、零戦21型・52型などを見学しました。
しかしここにはもう一つ私の訪ねる目的があります。駐車場に面した敷地に保存されているコッペル1190です。


1190
1924-3月:Orenstein & Koppel製番10658 鶴見臨港鉄道301
1943-7月:国鉄に買収され国鉄301となる
1945-12月:銚子電気鉄道が借入
1946年現在 浜川崎
1947-3月:1190に改番
1949-3月:廃車
1950年:三井埠頭に譲渡 扇町3に改番
1968-10月:廃車
1968年:富士急ハイランドに保存
その後河口湖自動車博物館に移設


1190は草生す植栽の中に置かれていました。機関車は整備されていないようで、腐食箇所が目立ちます。特にドームの一つは腐食で崩れかかっています。しかし全体的にコッペルの特徴をよく残している機関車で、私の地元横浜・川崎で生涯働いた機関車です。
今年で満90歳のコッペル、富士の裾野でのんびりと余生を送っていました。

※2014年8月27日訪問