C12163(高山本線上麻生駅前) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり、22機目は高山本線上麻生駅前に保存されているC12163です。

C12163
1937-7月:日本車輛名古屋工場製番483 札幌局配属配置不明
1938-4月:滝川区
1942-5月:美濃太田区
1942-3月:小松島区
1967-9月:平区
1968-10月:高崎第一区
1970-10月:小郡区
1971-2月:稲沢第一区(保存のため)
1971-3月:廃車

この機関車の見学には、上麻生駅から徒歩5分ほどの町役場で申し込み書に記入し受付する必要があります。役場窓口時間に合わせて平日のみの公開なので、この日を狙って訪問しました。受付をすると役場の担当の方が自転車で保管庫までやって来て鍵を開けてくれます。

保管庫は立派なコンクリート製。単独の機関車の保管庫としてはこれまで見たことのないような立派なものでした。これなら雨・風・大雪、どんな天候であっても機関車への影響は全くありません。どのような経緯でこれほどまでの立派な保管庫が作られたのか、非常に興味深いです。いよいよ保管庫の中に入ってみます。当然のことながらC12163は最高の状態で保管されていました。この保管環境に加えて保存会の方々が定期的に整備されているので、細部をチェックするまでもありません。まさに現役機関車が機関庫内で休んでいるのと同じです。この瞬間に機関車が動き始めても何の違和感もありません。保存開始時この保存環境を作った町のみなさん、そして42年間整備されてきたみなさんに心から感服しました。

そしてここまでの状態の機関車に出会えたときは…そう今回の旅行最後のコスプレです。この旅行では倉吉・大社と3度のコスプレをやりましたが、ここでは運転席に座ると身も引き締まる思いです。明智鉄道でC12動態復活の嬉しいニュースが飛び込んで来ました。しかしこの163号機こそが、最も動態運転に近い機関車なのではないかと思いました。


※2013年11月5日訪問
※2013年訪問数 202機
※累計訪問数  254機