48650(三次市三次町文化会館) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり、広島県へと入り12機目は三次市三次町文化会館に保存されている48650です。


48650
1921-11月:汽車製造製番529 配置名古屋局
1933-3月:金沢区
1947-3月:津和野区
1949-8月:下関区
移動時期不明: 三次区
1971-3月:廃車


C56108の興奮冷めやらぬまま、後ろ髪を引かれつつ次の保存蒸気機関車へと向かいました。雨は本降りとなっていて撮影も困難な状況でしたが、中国山地に来れる機会など滅多にないので予定どおり進みます。三次は芸備線、福塩線、三次線の3路線が接合する拠点です。しかし私は訪れるのは初めてです。
木次から三次へ鉄道で行くと、備後落合経由で3時間半以上かかります。今回は車なので1時間半ほどで到着しました。これだけでも地方路線存続の難しさが解ります。

48650は三次のとなり尾関山駅近くの文化会館に保存されています。芸備線、福塩線は8620の働く路線として有名で、その縁あって地元に保存されました。機関車は遠目から見ると艶もなく荒廃状態かな?と思いましたが、近づいてみると大きな屋根が設置されているので腐食等が少なく意外にも良好な状態でした。しかし相当期間整備されていないようで、塗装はかさかさといった状態です。柵内に立ち入ることができないので部品の欠品も少なく、塗装さえ行なえば見違えるように綺麗になると思うので残念ですね。木次と同じような時代背景で保存されたともの思いますが、屋根の設置・立入り制限でこれだけダメージが少なかったことを考えると、この二つは蒸気機関車の保存においてやはり非常に重要であることが解ります。


※2013年11月3日訪問
※2013年訪問数 192機
※累計訪問数  244機