山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり2日目です。
6機目の訪問機関車は旧倉吉線打吹駅跡に保存されているC1175です。
6機目の訪問機関車は旧倉吉線打吹駅跡に保存されているC1175です。
C1175
1935-3月:川崎重工兵庫工場製番1537 配属大阪局配置宮原区
1941-4月:米子区
1972-9月:廃車
1935-3月:川崎重工兵庫工場製番1537 配属大阪局配置宮原区
1941-4月:米子区
1972-9月:廃車
山陰本線の倉吉駅は市役所などがある市の中心部からは離れています。かつては現在の倉吉駅から倉吉線が分岐していましたが1985年に廃止されています。倉吉線の打吹(うつぶき)駅付近が市の中心部で一時は打吹駅が倉吉駅、現在の倉吉駅は上井駅と名乗っていた時期がありました。そんな背景からこのC1175は旧打吹駅跡地に保存されています。
機関車の状態は想像していたよりかなり良好でした。最近整備されたのでしょう、シリンダーカバー下部など張替えられています。キャブ内もメーター類が残っていますが、オリジナルの他修復されたものもあるのでしょう。みなさんのレポートでは昨年までは整備されていなかったようですが、ここまで丁寧に修復されたことにこの機関車への地元の方々の愛情がうかがえます。
そしてここまで良好な機関車に出会えた時は・・・そう梅小路以来久々のコスプレです(笑)早朝で誰もいなかったのでのんびりと着替えて写真を撮ることができました。機関車の特徴としては逆U字のサイドタンク動揺防止梁が装備されていて、デフ横にはボイラーX線検査銘板も付いています。
倉吉線で活躍したC1175、整備されかつての中心駅跡で幸せに余生をすごしていました。
倉吉線で活躍したC1175、整備されかつての中心駅跡で幸せに余生をすごしていました。
※2013年11月2日訪問
※2013年訪問数 186機
※累計訪問数 238機
※2013年訪問数 186機
※累計訪問数 238機