D51561(群馬県川場村ホテルSL) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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この土日は群馬~長野の「鉄」に出かけました。
横浜からは比較的近くなのに、これまであまり訪れたことがありません。
まず最初はここ数年来、機会があれば行きたいと思っていた川場村のD51561です。
場所は関越道の沼田ICから10分程度走った道の駅川場田園プラザ近く、
その名も「ホテルSL」の敷地内にあります。
ホテル裏側に目当てのD51561はありました。

D51561
1940-12月:国鉄苗穂工場 製番10 札幌局配属
1940-12月:配置 函館区
1960-12月:富良野区
1963- 8月:滝川区
1976- 3月:廃車
2006-12月:圧縮空気による動態運転開始


このD51561は、圧縮空気で動態機として復活し、現在週末・夏休みを中心に運行されています。
到着時は営業前だったのでフェンス越しに見学しました。
動態だけに、まさに現役機そのものです。特に足回りは入念に注油されており、
油の臭いが漂ってきます。そしていよいよ待ちに待った発車時間。
意外だったのは、通常の蒸気機関車と違い事前の準備はほとんど行われないこと。
圧縮空気ならではなのでしょうが、本当にいきなり動きます。
汽笛はまったく本物そのもの!山あいの里に響きわたります。
後で機関士さんに聞いたら、空気圧は8kだそう。そんな圧力でこの汽笛や機関車が動かせるとは驚きです。
走行シーンもまさに本物。乗客の子供たちも大喜びでした。
初めて目にした圧縮空気機関車。若桜鉄道のC12も大人気ですし、これからの保存蒸気復活の有効な手段でしょう。

※動画はカメラが動いてしまいスーパーローアングルになってしまいました(涙)
http://www.youtube.com/watch?v=LITSgLF4QaY&feature=youtu.be