昨日は静岡出張だった。地方や普段行かない土地での楽しみ=普通の人はご当地料理や土産物なのだろうがオレはその土地の鉄道だ。静岡には地元の私鉄「静岡鉄道」がある。
静岡鉄道はJR静岡駅から少し離れた場所にある新静岡駅から、こちらもJR駅から少し離れた新清水駅間の11km少々を結ぶ地方私鉄だ。車輌もこれといった特徴がなく、これまでオレの興味対象となって来なかっただけに見たり乗ったりする機会もなかった。なのでこういう機会にこそ乗ってみようと新静岡駅から終点新清水まで乗ってみた。新静岡駅は、昨年10月にオープンした静岡セノバの1Fにあり、デジタルサイネージの案内板もある立派な駅だ。3線分のホームがあり、ラッシュ時の対応も万全だ。
静岡鉄道を走る車輌はすべて東急車輌製の1000系で、先日金沢八景の東急車輛でみた7000系がルーツで良く似ている。編成はすべて2両編成だが、ラッピング車輌やヘッドマーク装着の車輌が多くバラエティに富んでいる。地方私鉄とは思えない列車本数で、乗客もとても利用しやすい。午後3時頃乗車したが、実際乗車率はかなり高く、学生や買い物客で座席は埋まっていた。沿線風景は住宅地や工業地帯でこれといった特徴はないが、車窓からたびたび富士山が見えるのはこの鉄道ならではだろう。20分ほどで終着の新清水に到着した。
静岡鉄道を走る車輌はすべて東急車輌製の1000系で、先日金沢八景の東急車輛でみた7000系がルーツで良く似ている。編成はすべて2両編成だが、ラッピング車輌やヘッドマーク装着の車輌が多くバラエティに富んでいる。地方私鉄とは思えない列車本数で、乗客もとても利用しやすい。午後3時頃乗車したが、実際乗車率はかなり高く、学生や買い物客で座席は埋まっていた。沿線風景は住宅地や工業地帯でこれといった特徴はないが、車窓からたびたび富士山が見えるのはこの鉄道ならではだろう。20分ほどで終着の新清水に到着した。
静岡鉄道は決して多くの鉄道ファンの心をくすぐる存在ではない。しかしこうして毎日地道に地域の足として働く地方鉄道こそが、本来の鉄道の姿なのだろう。